ころまろ☆辛口エンタメ塾

毒舌ネットコメンテーターのサブカル話。たまに愛。

【昭和63年の今頃の話11】マイケル「BAD」復権【洋楽2】グラミー賞のパフォーマンス

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※ここは常に30年前の話をするカテゴリイです

 

実質的な昭和ラストイヤーである1988年の今頃を語っていきます。

 

 

BADは失敗作?

 

 

 

1988のグラミー賞でマイケルのアルバム「BAD」は多くの部門でノミネートされておりましたが、事前の「主要部門の受賞はないだろう」という大方の予想通り「録音賞」(だったと思う)のみに終わったのです。

 

そもそも「BAD」は微妙だったというか(僕は好きだけど)、日本の販売担当者も

 

「メロディアス&ダンサブルな前の二作品に比べ、最新サウンドにこだわり過ぎていてガチガチに硬かった。日本公演という大きな話題が無かったら、売り上げは厳しかったと思う」

 


Michael Jackson - Speed Demon (Official Video)

 

という感想だったのですね。実は全米でもそれはそうでありまして、BADの売り上げ不振(と言っても「スリラー」と比較してなんだけど)は、マイケルのキャリアに暗い影を落としつつありました。

 

そんな状況の中で、それこそ「負け戦」必至のグラミー賞のステージにマイケルが立つというのは僕にとってもなかなか意外な事でした。ですのでグラミー賞の特番(東山紀之のナビゲートが爆笑必至なんだな)をドキドキしながら待っていたのです。

 

グラミー賞の神パフォーマンス

 


Michael Jackson - Grammy Awards performance 1988.3.2

 

 

そこで行われたのがこのパフォーマンスです。

今見ると細かいミスもあるし、口パク問題などツッコミどころもあるのですが、このパフォーマンスが与えたインパクトは、当時はかなり大きなものがありまして、

 

「賞は獲れなかったが、この夜の勝者はマイケルだった」

 

という、いかにも全米的な話題になったのです。

 

 

アルバム「BAD」が復活

 

そしてその後、BADからシングルカットされる曲はどんどんビルボード1位となり、結果的に

 

「同一アルバムからのシングル5曲連続1位獲得」

 

という新たな金字塔を打ち立てたわけです。

 

キャント・ストップ・ラヴィング・ユー

バーブラ・ストライザンド(追憶のテーマの人)やホイットニーから共演を断られ、新人のシーダギャレットを抜擢したデュエットソングです。冒頭の「多くの人が僕を誤解しているんだ・・・うんぬんかんぬん」というメッセージがかなり話題になりました。
でもまあ曲は正直微妙ですね。まさに「箸にも棒にも」という感じで・・・これは『音楽史上最大に注目を浴びていたアルバム』からの先行シングルでしたので、余計に「?????」という感じで・・・なんかイマイチよく解らなかったです。アルバムの内容がというか、マイケルのやりたいことが。

 

BAD

アルバムのタイトルナンバーで、ハードかつ新しいマイケル像を確立した曲になりました。PVは『スラムに里帰りして仲間に殺されてしまった青年』の実話に基づいたもので、それを頭に入れたうえでPVを見直しますと、そこに託されたマイケルの深い悲しみを感じ、何とも切なくやるせない思いがこみ上げてきます。

 

ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール

最初に聞いた際には「なんだかダサい曲だな」というのが第一印象だったのです。ですのでシングルカットは意外だったのですが、PVでパフォーマンスを見て納得しました。そういえばデンジャラスツアーの東京ドーム公演で、この曲の間奏時に、当時売れっ子だったモデルのシンディクロフォードが登場して、会場が超盛り上がった思い出があります。

 

マン・イン・ザ・ミラー

『キャント・ストップ・ラヴィング・ユー』でデュエットしたサイーダ・ギャレットが作曲した入魂のナンバーです。コンサートでのラストナンバーに用いられる曲で、マイケルファンの間でも人気が高い曲ですね。シングルのジャケットには、マイケルの来日時に発生した誘拐殺人事件の被害者に捧げる言葉が記されておりました。

 

 

ダーティー・ダイアナ

スティーヴ・スティーヴンスがギターで参加したハードなナンバーです。この場合の『ダイアナ』は当然、ダイアナ・ロスのことかと思われますが、あの故ダイアナ妃のお気に入りのナンバーだったそうです。

 

 

パフォーマンスというもの

 

さてさてさて・・・

思えば「スリラー」がブレイクしたのは、モータウン25周年記念ライブでのパフォーマンス(ムーンウォーク初披露)後の事でした。そして「BAD」の次の「デンジャラス」の売り上げを後押ししたのも、ス―パーボウルのハーフタイムショーにおいてのライブパフォーマンスだったりしたのですね。

そうです。これらから解るように『ちゃんと人前に立ってのライブパフォーマンス』というものは、やっぱり重要な事なんですね。そしてそれは多分、音楽に限らずなんでもそうなんでしょうね。僕も一応彫刻家なので、グダグダ言うまえに展示しなきゃなあって思いました・・・って、実は実際に展示が迫ってきているのでした。はい。まいったな。

 

 

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