ころまろ☆昭和45年男

毒舌ネットコメンテーターのサブカル話。たまに愛。

「80年代のビートルズ」1988年の今頃の話その14「洋楽3」

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※ここは常に30年前の話をするカテゴリイで、実質的な昭和ラストイヤーである1988年の今頃を語っていきます。

 

1988年の今頃のビルボードチャートと言えば、マイケル・ジャクソンとジョージ・マイケルとホイットニー・ヒューストンと・・・あとひとり『その名を口にもしたくないリックアスなる一発屋もどき』が、代わりばんこに1位をとっていたというイメージがあるのですが・・・実はそこに意外なアーティストが紛れ込んでいたのです。

 

 

 

 

 

『セットオンユー』ジョージ・ハリスン

 


George Harrison - Got My Mind Set On You (Version I)

 

それはまさかのジョージ・ハリスンの一位ゲットなんですね。

これはジョージのニューアルバムの制作中に、無名の黒人歌手の楽曲だった『セットオンユー』が偶然に近い形でレコーディングされ、それが想像を遥かに上回る大ヒットしてしまったというものなのです。

 

ヒットの要因

ビートルズのリバイバルブーム

この時期はビートルズのオリジナルアルバムがオフィシャルの形で初めてCD化された時期でした。さらにはジョンレノンのドキュメンタリー映画の制作がなされたり、その息子のジュリアン・レノンがデビューを果たすなど、ビートルズのリバイバルブームが沸き起こっていたのです。

そんな中でビートルズのオリジナルメンバーがリリースした「ちょとビートルズ風な曲」というものは、世間からかなり好意的に迎えられたのです。

懐古趣味な楽曲

80年代はヤマハの名機『DX-7』の影響もありシンセポップが全盛の時代でもありました。特に80年代後半になりますと、ユーロビートが一世を風靡し、世の中には『シャカシャカサウンド』が溢れかえる事になります。そしてそういう状況にみんなが飽きかけていたタイミングで、この懐古趣味的な『セットオンユー』がリリースされたと・・・その事は大きかったなと今でも思います。これはこの曲に限らず、同時期にヒットしたジョージ・マイケルの『Faith』などもそんな感じの印象がありますね。

ジョージがやる気になった

そんな状況的な追い風のようなものはあったのですけど、結局はジョージ本人がやる気を出したのが1番の勝因だったと思います。こと80年代のジョージは趣味性の高いアルバムをたまに出しては、大してプロモーションもせずに放置という感じでありまして、周囲からはこのまま引退するのではないかとすら思われていた時期でした。しかしながらこのアルバムの制作前に、映画の仕事でマドンナと関わった事が大いに刺激になったようで、プロモーションにもかなり力を入れるようになったのです。そんな訳で僕はタイミングに加え、これらの要因が重なってのメガヒットだったと思っております。

リアルタイムビートルズ

しかし改めて思い出しますが、あのバブルのあの時期に、ジョージ・ハリソンがビルボードでトップを獲ったというのは、本当にまさかの復活劇だったのです。そして当時の僕にとって、ビートルズメンバーというのは、完全なるリビングレジェンドでしたから、ジョージがリアルタイムで1位を取ってくれてかなり嬉しかったのですね。

 

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80年代のビートルズ

ビートルズが解散した1970年生まれの僕は、80年代がそのまんま10代だったわけです。そんな青春期のなかで、ジョージ以外にもビートルズのオリジナルメンバーが現役感を感じさせてくれた楽曲がありました。

 

『スターティングオーバー』ジョン・レノン

https://youtu.be/pZCxyOcvp5A

まずは1980年のこの曲ですね。アルバム『ダブルファンタジー』からのシングルカット曲で、ジョン レノンの在命時の最後のリリース作となっています。ジョンはこの曲がイギリスチャートで1位になったら凱旋里帰りを考えていたようで、それが6位かなんかで止まってしまった事にかなり落ち込んでいたそうです。オノヨーコが慰めると「まあ僕には家族がいるから良いや」と答えたとの事です。
ジョンの死後にこの曲はNO1ヒットになり、オノヨーコはその事をジョンの遺影に報告したそうです。

 

『ひとりぼっちのロンリーナイト』ポール・マッカートニー


No More Lonely Nights - Paul McCartney & David Gilmour (Guitar) - 1984 [HQ]

続いてはポールが1984年にリリースした『ひとりぼっちのロンリーナイト』です。これはポールが初監督した映画のサウンドトラックからのシングルカット曲で、リアルタイム時には「これはポールのソロの最高傑作だ!」と、とても興奮したものでした。まあ映画はアレでしたが

ちなみに同サントラにはビートルズのカバーが何曲か収録されているのですが、その中でも、あの『ロングアンドワインディングロード』が実に素晴らしい出来となっています。オーケストラを排してジャスっぽくアレンジされた同曲は、オリジナル他はまた異なる魅力をは放っております。そもそもポールはこの曲にオーケストラを用いることを反対していたそうですが(それで他のメンバーと揉めたのもビートルズ解散の一因)、何だかそれに対するポールなりの回答のような気もしましたね。

 

かけがえのない3曲

僕はビートルズに完全に間に合わなかった世代です。ですので、自分がいちばん多感だった80年代に『ジョンのスターティングオーバー』と『ポールのひとりぼっちのロンリーナイト』を体感する事が出来のはとても幸いでした。そしてさらにこの時、そこに『ジョージのセットオンユー』が加わってくれた事は、何だか『80年代ビートルズ神ソング集』の最期のピースが揃ったような気がして、とてもかけがえのないことだったと感じています。はい。

 

ん、あと1人忘れていないかって? うーん、誰だっけ? 何だかタコさんのお庭で魚と戯れているやつがいたような・・・

 

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