ころまろ☆辛口エンタメ塾

毒舌ネットコメンテーターのサブカル話。たまに愛。

【昭和63年の今頃の話15】新作は「となりのトトロ」【オタクが教えてくれた新作】

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※ここは常に30年前の話をするカテゴリイです

 

実質的な昭和ラストイヤーである1988年の今頃を語っていきます。

 


となりのトトロ さんぽ

 

 

 

 

情報通マクタ

 

高校時代にマクタという同級生がおりまして、そいつは絵に描いたようなオタクでありました。とにかく見た目も強烈でして、(当時の)僕からすれば絶対に相容れないタイプだったのですが、、、オタクならではの情報網というのも、これがなかなか侮れないものがありまして(ルパンの声優交代問題などもいち早く教えてくれた男であった)、いわゆる「情報通のいじられキャラ」として、マクタはなんとなく僕らの仲間になっていたのです。

 

anibu.jp

 

そんなマクタがある日学校を休んだのです。それを心配するどころか、

 

「マクタがサボってるのに、なんで俺らが勉強しなきゃいけないんだ!」
「マクタのくせに生意気だ!」

 

と、憤慨した僕等は学校を早引きし(どんな学校だよ)、みんなでマクタ家に1発お見舞いしに向かったのでした。

 

 

オタクの自宅は魔宮

 

『蓬莱ニュータウン』という、名前からして見事に遠そうなマクタ家。実際に10キロ以上もチャリで坂道を走らされた僕等はクタクタでありました。しかもようやく辿りついたマクタ家は不在という、、、全くもってマクタのくせに生意気なわけなのです。

 

途方に暮れた僕等が「たぶんこの辺に鍵があるんだろ?」と、お勝手まわりを物色し始めた頃に、マクタがマクタのくせにタクシーで病院から帰ってきました。

「お前ら、お見舞いに来てくれたのか?」
「んなわけないだろ!バックれ野郎にお見舞いしにきたんだよ!」

などと訳の分からないやり取りしている間も、マクタの僕等を見る目は、まるで「心の友」を見るかのような輝いたものになっておりました。それで誘われるがままにマクタルームへ。僕等はそこで公序良俗という観念からかけ離れた『真のオタクの凄み』というものを痛感させられたのでありました(詳細は自主規制)。

 

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となりのトトロ?嘘つくなよ!

 

さて、いよいよ本題です。

マクタ秘蔵ビデオに釘付けな友人たちをよそに、僕はマクタのアニメ雑誌のコレクションをずっと見ていたのですが、そこにマクタが寄ってきました。

 

「コロマロ!宮崎さんの新作のタイトルって知ってる?」

 

マクタのくせに、下の名前でなれなれしく呼びはじめやがったマクタですが・・・やはり情報は侮れないものがあります。

 

「しらないよ・・・つーか、また映画やるんだ?」
「そう、タイトルは『となりのトトロ』って言うんだよ」
「はあ、なんじゃそりゃ?嘘つくなよ」

 

と僕が信じないでいると、マクタはなにやらごそごそと探し始めました。

「ほらこれが証拠だよ」

と、その時マクタが見せてくれたのが、このおなじみのキービジュアルなのでした。

 

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「ええ、マジなんだ。なんかお子ちゃま向けな感じだなあ」
「ちなみにヒロインは10歳と4歳なんだよ。ふふふふ」
「ええええ、シータだってギリギリ(何が?)だったのに!」

 

感動するとともに・・・

 

それから半年ほどして、ちょうど30年前の今くらい。

僕は『となりのトトロ&火垂るの墓』を映画館に観に行きました(念のために言っておきますが、マクタと一緒ではないです)。

 

そしてその両作品の、あまりの名作ぶりに当然のことながら感動したわけですが・・・それと同時に「もうこういうのも卒業かもな」と思ったのも正直なところでした。そして実際、僕が宮﨑&高畑作品を映画館で観るのは、これが最後の事になったのです。

 

ですので考えてみれば、

 

「ルパン三世 カリオストロの城」
「風の谷のナウシカ」
「天空の城 ラピュタ」
「となりのトトロ」
「火垂るの墓」

 

というのが、僕が実際に映画館で観た彼らの作品になるのですね。うん。確かに悪くないなと。

 

あれから30年。駿さんは本当にもう一本撮れるのだろうか?

 

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