ころまろ☆辛口エンタメ塾

毒舌ネットコメンテーターのサブカル話。たまに愛。

【昭和63年の今頃の話23】沖雅也、三島由紀夫、岡田有希子 【東京 負の名所めぐり】

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※ここは常に30年前の話をするカテゴリイです

 

実質的な昭和ラストイヤーである1988年の今頃を語っていきます。

 

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下兄さんのランニング

30年前、僕は美術予備校の夏期講習に参加するため上京し、その夏の前半を体育会系の大学四年生の従兄の兄弟の弟 (以後「下兄さん」)と一緒に過ごしました。

下兄さんは柔道部に所属していて、出場する試合が迫っておりました。まだ予備校の授業が始まっていなかった僕は、東京見物も兼ねて、下兄さんのランニングに付き合うことになったのですが・・・これが想像以上に大変なものだったのです。

都心在住の方は距離感が判って頂けると思うのですが、スタートが東中野で新宿中央公園を一周し、その後、市ヶ谷まで足を延ばし戻ってくるというね・・・なかなかハードなコースだったのですね。しかしながらコース以上に僕が慄いたのが・・・まあ、順を追って話していってみましょう。

 

神田川

「ころまろ!ここが南こうせつの神田川だぞ」

と、走りながら下兄さんが教えてくれたのが、なんだかしょぼい用水路のような川でした。「ワビサビがイマイチ感じられないねえ」と僕が言うと「少し違う場所だとまた印象が違うぞ」と答えてくれました。

 


かぐや姫 - 神田川

 

そういえば、かぐや姫の「神田川」って、実は男目線の歌なんですよね。

 

♪ただあなたのやさしさが こわかった♪

 

というのは、作詞した喜多條忠によると「いつしかこの小さな幸せがなくなりそうで怖い」ではなく「この小さな幸せで、学生運動に対する情熱が消えてしまいそうで怖い」なんだそうです。どちらにせよ、なんか切ないですよね。

 

新宿中央公園

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『新宿純愛物語』の続編の『六本木戦争』で最後に一条寺文麿が辿りつくことで有名な公園ですね(誰に?)。しかしながら周回道路はそんな感慨に浸る間もないほどのアップダウンぶりなのです。本当に苦しみました。はい。

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京王プラザホテル

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「ころまろ!沖雅也が飛び降りたのはここだ」

と、走りながら下兄さん教えてくれたのが、もやにつつまれた墓標のようなホテルでした。そしてそのロケ―ションは、何とも強烈な負のオーラが漂っておりまして『やっぱりまともじゃないな』と僕は強く感じました。沖雅也さんについてはまた改めて書きたいなと思っております。

 

歌舞伎町

「ころまろ!この間、殺人事件があった歌舞伎町だ」

と、走りながら下兄さんが教えてくれたのが、カラスが舞う朝の歌舞伎町でした。「歌舞伎町連続ホテル殺人事件」や「歌舞伎町ディスコナンパ殺人事件」の記憶が、まだ微妙に生々しかった時期ですので、僕はビビりながら走り抜けました。

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市ヶ谷駐屯地

「ころまろ!三島由紀夫が割腹したのはここだぞ」

と、走りながら下兄さんが教えてくれたのが、工事用のフェンスに囲まれた何てことのない場所でした。実は事前に一番興味があったところなのですが、走るのにくったくったで、横見する余裕もありませんでした。はい。

 

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そして僕は次第に下兄さんに後れを取るようになりました。下兄さんが赤信号で足踏みしている間に何とか追いつきます…というか、こんな死の匂いたっぷり&土地勘のない場所に、とてもじゃないけど置き去りにされるわけにはいきません(財布も無い)。初日にして必死でした。

すると、だいぶ先の交差点で、既に青信号になっているのに下兄さんが待っていてくれました。

 

四谷四丁目

「ころまろ!岡田有希子が飛び降りたのがここだ」

 

と、下兄さんが指さした場所・・・と言うか足元は、初めて来た場所なのに既視感アリアリだったというか・・・

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そんなわけで…

僕の上京ランニングは情けない事に3日坊主で終わってしまいましたが、正直、それは僕だけのせいではないと思ってます。はい。

 

 

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