コロマリズム 売れない彫刻家のサブカル自慢話

売れない彫刻家のコロマロです。この雑記系ブログで、芸能ネタやダイエットやバブル期の自慢話を語りながら、彫刻しつつ、皆さんのお越しをお待ちしております。ちなみにアルバルク東京のファンであったりします。

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【バブルにバズった女性タレント】1989年の今頃の話 その4

※ここは常に30年前の話をするスレッドです


今から30年前。高校3年の受験生だった頃の僕の思い出話。今日は「バブルに恋する女たち」 です。

 

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浅野ゆう子&今井美樹

 

男女雇用機会均等法が施行されまして、それに伴い女性の社会進出が盛んに謳われたのもこの時期です。OLの制服や家事手伝いという観念が減少していき「シングルガール」とか「DIKNS(ダブルインカムノーキッズ)」なる新たな価値観が生まれた時期でもあります。

 

そしてそれはそのまま今の少子化や医師不足などにも若干繋がっているわけでありまして・・・まあ、それはさておき、そんなバブル期に発生した

 

「タイトなパンツ+シャツIN+ソバージュ+ガハハ笑い+赤口紅」

 

という「カジュアル女」の存在。別名「個性派美人」という言葉でも語られていた女新人類ですね。そういう人たちが男に媚びを売る「ワンレンボディコン女」へのアンチテーゼとしてバブルの世に広まっていきました。

 

そしてそのトップランナーだったのが「浅野ゆう子&今井美樹」ということになるのですね。彼女らは本当にバブルという時代の波に乗っておりました。

しかしながら、実のところ、僕はこの人たちに普通とは事なる印象というか、少なくとも「トレンディ」とは正反対の感覚を持っていたのです。

 

浅野ゆう子

 

80年代終盤は「W浅野」として「トレンディドラマ」の顔役になっていた彼女ですが、そこに至るまで・・・要は80年代の全般に渡り、全く売れない暗黒時代を過ごしておりました。

そんな暗黒時代に彼女が何をしていたかと言えば・・・彼女は福島の地方デパート"うすい”の専属モデルとして、なんともチープ&ローカルなTVCMに出続けていたのです。

 


浅野ゆう子 うすい百貨店CM

 

だから、ある一定年齢以上の福島県人にとって「浅野ゆう子=うすい」なのであり、そうであるがゆえ、賞味期限ギリギリにブレイクした彼女を見ると、なんだか妙に感慨深くなったというか「重ねた枕は嘘をつかない」なんて、実にセクハラ的な教訓を感じてしまったのでした。うん。そういや最近彼女を見ませんね。

 

今井美樹

 

冬の再上京の際、新宿の証券ビルに、この今井美樹の「超巨大たれ幕」がかかっておりまして、そのあまりのデカさに「こういうのって本人が見たらどう思うんだろう?」なんて思うほど、当時、物凄く売れていた人でありました。

しかしながら・・・

実はこの人に対しても独特の感慨があったのです。それは浅野ゆう子が「福島県人としての感慨」ならば、この人に対しての場合は「プロレスファンとしての感慨」だったのです。

 

それというのは・・・さらに遡ること僕が中学生の頃に「クラッシュギャルズブーム」というものが沸き起こりまして、女子プロレスブーム最熱という感じだったのです。それはまさに社会現象と言うべき勢いで、その流れで「輝きたいの」という、女子プロレスを舞台にしたカルトドラマが始まったのでありました。

 

「主演三原順子」というのもまさにカルトというかオカルトなのですが・・・そのドラマにおいて「主役の三原にボコボコにされる地味&いじめられっ子同期」という端役で、今井美樹も出演していたのでありました。んで、なんでそんなマニアックなことを覚えているのかというと・・・その三原の今井に対するボコリぶりというのが、あまりにも印象深かったというかガチンコだったというか・・・まるで本気でボコボコニしているような名演技(?)だったのでした。

 


輝きたいの 歌:遠藤京子 (響子)/ 作詞:遠藤京子/ 作曲:遠藤京子

 

だからその後、今井がジリジリと売れ始めたときは「あ、あの子だ!」と驚いて、微妙に応援していたというか・・・僕は「今井美樹的な女」というのは正直好みに合わないのですが、こと本人に対しては「この人は凄く苦労したんだよなあ」と寛大であったりします。

 

まあとは言え、例の略奪愛の際の

「今 ウチで 布袋さんはシャワーを浴びてますから」

というのは、正直怖すぎですが・・・。

 

 

ジュリエット・ビノシュ

 

「存在の耐えられない軽さ」の日本公開もこの時期でした。ツッコミどころも多い映画ですが、たいそう好きな映画ですよこれは。 そしてビノシュの魅力も凄かったです。

 


日本版予告篇 / 存在の耐えられない軽さ

 

僕とジュリエット・ビノシュの初対面は11PMでの映画紹介でして、それは「白目剥いてワキ毛丸出しでベーしている」という、実に強烈な姿でした。しかしながら、すぐに魅力的な女優さんだと気が付きました。フランス女性という事もあって、ロダンの彫刻とイメージが重なるというか・・・同時期に映画「カミーユ・クローデル」が作られていて、主演のイザベル・アジャーニが絶賛されていたのですが、僕のイメージでは、当時のビノシュのほうが、はるかにカミーユの心象風景を表現できたと思います。さらには彫刻的に見ても、彼女の顔の方が良かったように思います。うん。

 

その後、僕の願いが通じたのか、ビノシュは2013年に「カミーユ・クローデル ある天才彫刻家の悲劇」という映画でカミーユ役を演じます。しかしながらそれは精神病院入院以降のカミーユのお話でありまして・・・うむむでしたね。

 

椎名桜子


大塚製薬 カロリーメイト バランス栄養食 女性乗馬編

 

まさにバブル。間違いないです。

俵万智、W村上、吉本ばなな・・・

ちょっとした文芸ブームが起こっていたこの頃に、突如として登場したのがこの人でした。ほんと「突如」って感じでして、一体どんな強力なコネがあったのかは不明なのですが、いきなりCMとか雑誌とかに出まくりでしたね。

そして、なんと言っても斬新だったのがその肩書きでして、

 

「椎名桜子 作家 処女作執筆中」

 

というものだったのです。

これを見た林真理子がひっくり返ったそうですが、そりゃそうだというか・・・これが「売れない彫刻家」とか「芽の出ない作家」とかなら解りますし、まあ実際にここにもいるわけなのですが、いくらなんでも

 

「彫刻家 処女作制作中」

 

なんて奴はいないわけです。
当然椎名はバブルの泡の如く消えたわけですが・・・その後、妹がOLクラブの司会をしていたりしたして・・・本当にこの人は一体何者だったのか?バブルの謎の一つです。

 

麻生圭子

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吉川や小比類巻の曲で有名な作詞家でしたが、実はこの頃まで、僕はこの人の顔を知らなかったのです。

 

そんなわけで単純に大御所作詞家というイメージで「湯川れい子」的な風貌を想像していましたので、実際に姿を見て、彼女が若いチャンネーである事と、さらにはそんな彼女が書く大人な歌詞とのギャップがなかなか埋まらなかったという話ですね。そして警戒したというか・・・こういう女は実に侮れないなと。

 

僕はもう受験の結果が何にせよ高校卒業したら上京することを決めていましたので、要は「都会にはこういう女がたくさんいて、俺はそいつらと“かけひき”をしなければならない」なんて勝手に思っていたのでありました。ほんと恥ずかしい限りです。

 

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