ころまろ☆辛口エンタメ塾

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『エンジェルビルと消え去った飲食店たち』令和元年に語る平成元年の今頃の話14

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名作ドラマBDシリーズ 傷だらけの天使 Blu-ray-BOX(3枚組 全26話収録)

 

 

代々木会館ビル

 

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名作ドラマ『傷だらけの天使』のロケ地として有名な『代々木会館ビル(エンジェルビル)』が、この8月に遂に取り壊しになるそうです。

 


井上堯之バンド「傷だらけの天使」(1975年)メインテーマ~天使の情景M-2

 

ここはかなり前から『ほぼ廃墟状態』で放置されていました。それで「権利関係が複雑過ぎて建て替え不能な物件」というまことしやかな噂があったのですが・・・どうやらなんとかなったようです。傷天ビルの消滅。なんだかショーケンが亡くなったあとを追うような話ですね・・・。

 

傷天ビルは予備校から代々木駅に向かう道の真正面に建っておりましたので、ドラマのリアルタイム世代ではない僕でも、それなりに思うものがありました。だから今回の取り壊しには一抹の寂しさを感じています。はい。

 

そんなわけで(?)今回は『今となっては失われてしまった平成元年的飲食店』をいくつか紹介してみましょう。

 

 

木久蔵ラーメン

 

傷天ビルの隣の雑居ビル内にあったのが『代々木ラーメン党(木久蔵ラーメン)』です。そう、マズいと有名なアレですね。

 

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実は当時、福島の実家の側にも『木久蔵ラーメン福島店』があったのですよ。

 

だから僕は

 

「きっと日本中にたくさん店舗があるんだろうなあ。木久蔵ってやっぱり凄いなあ」

 

なんて思っていたのですが、、、完璧に誤解でしたね。日高屋じゃあるまいしと。

 

2015年、この代々木店が店を閉めて『木久蔵ラーメン』は全店舗閉店となりました。そして残念なことに、実家でも上京先でも、これだけ身近にありながら、結局僕は木久蔵ラーメンを食べずじまいに終わってしまったのです。

 

「おいおい、さんざん長話しておいて、結局食べてないのかよ!」

 

と突っ込むのはご勘弁のほどを。当時の僕はマズいものにお金を払えるような身分ではなかったという話でして、、、まあ、実際には、そんなにマズくなかったようですが

 

 

カレー亭

 

予備校の帰り道に『カレー亭』という(今は無き)チェーン店がありまして『その手の店舗で独りで食事する』のが極端に苦手だった僕は、たまにここでカレーをテイクアウトしておりました。

 

そんなある日、福島から後輩が夏期講習参加のために上京してきました。先輩風を吹かせた僕(都市生活キャリア3カ月)は、

 

「行きつけの店でおごってやろうじゃん!」

 

と、このカレー亭に連れて行ったのですね。まあ座席に座るのはその時が初めてでしたが、そんなことは当然内緒です。そんなわけでカウンターで初めて熱々のカレーを頂きます。そうです。いつもテイクアウトなので冷めていたものしか食べた事がなかったのです。新兼荘に電子レンジがない事は言うまでもない事ですし・・・。

 

そんなわけで都会的にハフハフとカレーをほおばっていた僕ですが、そこで僕は自分に注がれる女子店員の熱い視線を感じたのです。

 

「ふっ、また惚れられたか?」

 

と、調子に乗って顔を上げますと、なんとそこに居たのは小学校の同級生だったという話なんですな。僕はつとめて都会的に声を掛けます。

 

「よお!久しぶりじゃん」
「やっぱりツノダかあ〜、びっくりしたよ」

 

なんでも彼女は僕と同じ時期に上京して、文化服装学院でスタイリストを目指して頑張っているとのことでした。まさかこんな近場に吉井田小学校の同級生がいたとは・・・なんだか独りじゃないんだと思いましたね。 うん。僕も頑張らねばとその時に改めて思いました。

 

 

 

 

 

アッシュ・ドゥ

 

代々木駅を挟んだ傷天ビルの反対側の雑居ビルに『アッシュ・ドゥ』という飲食店がありました。なんか名前だけは高級レストランの様ですが、実はここは『吉野家』や『松屋』のようなタイプのチープな牛丼屋だったのです。

 

そんなわけで僕らはそれを知らない友人をだまして(「アッシュドゥという高級料理店に行こうぜ!」)ここによく連れて行きました。まあ、そもそもとどのつまり、僕も騙された一人だったのですが・・・

 

そして『アッシュ・ドゥ』はメニューの名前も変でした。

 

『牛丼=ビーフボウル』

『牛皿=ビーフプレート』

『生姜焼き定食→ジンジャーセット』

 

一体その名称にする事にどんな需要があるんだ・・・と思うことなかれ。吉牛やカレー亭に一人で行けない僕も、なぜか『アッシュ・ドゥ』だけは平気だったりしましたからね。イメージ的に。

 

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そして僕は知らなかったですが、このアッシュ・ドゥは結構最近まで営業していたんですね(例の牛丼低価格戦争時に撤退したそう)。いまは『東京牛丼 牛の力』に生まれ変わって営業しているようです。

 

 

ジョイタイム代々木店

 

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前にも紹介した『滅茶苦茶安かったファミレス』です。夏期講習や受験時にはとてもお世話になりました。

 

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「上京したら主に晩御飯はここで食べよう」

 

と思い、さっそく行ってみたら閉店してました。先月までやってたのに・・・・あの時の僕にとってはまさに青天の霹靂でしたね。大袈裟ではなく。

 

 

ステーキホリタン

 

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『食テロ』という言葉がありますが、新兼荘で常に飢えていた当時の僕にとっての一番の食テロは『うっかりステーキホリタンのCMに遭遇してしまう』という事でした。

 


ステーキホリタンCM

 

 

♪ここは新宿~ ステーキホリタン♪

 

当時の夜食はパンの耳が関の山でしたからね。

 

※木炭デッサンは食パンの白い部分を消しゴムがわりに用いるので、週末には干からびたパンの耳が大量にあったのだ※

 

ですので僕は『いつしかビックになって思う存分ホリタンしてやる!』と思っていたのですが・・・日本橋出店が失敗に終わり1991年に全店閉店となってしまいました。新宿店だけで堅実にやっていれば良かったのに・・・

そんなわけで木久蔵ラーメンは別に惜しくないですが、ホリタンのステーキセットは食べてみたかった僕です。はい。

 

www.koromaro.com

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