ころまろ☆辛口エンタメ塾

毒舌ネットコメンテーターのサブカル話。たまに愛。

1989年のお酒のCM「令和元年に語る平成元年の今頃の話19」初展示と理想のベイビーその2

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※ここは常に30年前の話をするカテゴリイです

さてさて、前回のつづきです。平成元年の夏の始まりに『予備校で行われる展示会での作品のモデルが定まらず焦っていた僕』であります。18~19歳の時期でしたが、酒でも飲みたくなるってものです。はい。

 

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エレベーター前の美少女

 

その日は相棒のジムモリソン男と遅刻気味に予備校に向かった僕ですが(前夜、うちでイカ天の批評会をやっていた)、朝日が差し込む人影の少ない予備校のロビーで目にしたのは、エレベーターの前に佇む一美少女なのでありました。

 

ショートカットで色白で黒目がち。スレンダーかつ、ふくよかという奇跡のバランス・・・朝日にきらめき輝く限りなき透明感・・・それまでの人生で僕が出会った女の子の中で、まさに一番理想のルックスの女の子なのでありました。

 

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その姿に横にいた ジムモリソン男も

 

「なんだかツノダの好みにばっちりという感じだな」

 

とつぶやきます。

 

「これだ!これしかない!」 と感動に包まれる僕の頭の中に、彼女をモデルにした作品の完成形が一気に浮かび上がってきました。まさに幸せの青い鳥。僕の理想のモデルはこんなにも近場にいたのです。

 

そしてそのまま、うっかり僕が見惚れていると、その娘はエレベーターで去っていってしまったのでありました。慌ててフロアを確認すると、エレベーターは4階の私大系デザインのフロアで止まったのです。

 

デザイン系と接触

 

実はその時まで、僕はデザイン系の独特の「軽さ」を毛嫌いしていたのです。しかし調子のいい話ですが、当然こうなってくると話は相当違ってきます。ポリシー&前言撤回です。

とりあえず情報収集のため喫煙スペースへ行きますと、そこには、いかにも「デザイン系」というような感じの男が一人暇そうに煙を吹かせておりました。

「あいつ確か船橋の奴だな。たぶん私デだったぞ」

とジムモリソン男が言います。僕はその男に近づき、声を掛けました。

「デザイン系だよね?ちょっと聞きたい事があるんだけど」

 

ここでいったんCMです。

 

当時のお酒のCM 

 

坂本龍一 サッポロドラフトビール

 

ラストエンペラーでのグラミー&アカデミー制覇の翌年という事もあり、当時は坂本龍一の人気が非常に高かったのです。僕もYMOの頃からのファンであり、やはり当時の芸大の象徴のような人物でしたから(もう一人はヒビカツ)、かなりの憧れの存在でありました。

 


サッポロ ドラフト - ♪ 坂本龍一 「Undo #1」(30sec×2)

 

そんな彼の当時のCM。この曲(「アンドゥ#1」)の音源はなかなかレアだったのですが、ネットの時代になってようやくゲットすることが出来て嬉しかったですね。あの頃の空気がよみがえるというか・・・。

 

 

UNDO 1

 

桐島かれん マンズヌーヴェレーヌ

 

バブル期はイタ飯であり、円高の恩恵でワインもブームになっておりました。日本企業もそこに参戦して、様々な会社から新たなワインのブランドが発表されました。

 

♪ワインが飲みたいただそれだけ~♪

 


【CM】マンズ ヌーヴェレール 桐島かれん【1989】

 

これは当時、旬だった桐島かれんを、あえて(顔などを)目立たないように作ってあるCMなんですね。こういうのは、ある意味において「真の贅沢」と言えます。

 

ちなみに今の桐島かれんというと、現在、ライフスタイルショップ「HOUSE OF LOTUS」のクリエイティブディレクターとして活躍中です。写真家の旦那さん(間に4人の子供がいる)が経営するギャラリーも手伝っているとのこと。スタイルもスリムなままで、オシャレにやっているようです。

 

www.fashionsnap.com

 

 

 古手川祐子、三田村邦彦 キリンファインピルスナー

 

BGMにボサノヴァ(ナラレオン)を起用したオシャレなCMですね。オシャレすぎてちょっとイラっと来るくらいの(笑)。

 


1989 キリン ファインピルスナー

 

ちなみに今の古手川祐子と言いますと、現在も女優さんを続けているようですね。還暦を超えた今は、昔と違って一歩引いた感じで活動しているようです。

一方の三田村邦彦はというと、現在は舞台を中心に活躍中です。また「城マニア」の知識を生かし、旅番組などにも出演していますね。

 

 

宇津井健 サントリーウィスキーソーダ

 

60年代後半に大人気を誇ったドラマ「東京警備指令 ザ・ガードマン」のキャストを用いたCMで、バブル期のモーレツぶりが感じられる仕上がりになっています。


いいなCM サントリー ウィスキーソーダ ザ・ガードマン

 

今でいうハイボールですね。当時の僕は「これは売れるんじゃないか?」と思ったものですが・・・あっという間になくなりました。

ちなみに視聴率40%を超えるなど大人気だった「東京警備指令 ザ・ガードマン」ですが、全350話という話の多さと、さらには差別用語の問題で地上波での再放送は難しいそうですね。まあそれはなくても、もう古すぎるかな?


 

 

ザ・ガードマン 1965年度版 東京警備指令全話 完全初回限定版 [DVD]

 

 

CM終わり

 

 

その名はベイビー

 

突然僕たちから声をかけられて、デザイン男「ハヤシ」は少々面を食らっておりました。しかしながら都会人特有の受け入れの良さというか、オープンハートなハヤシは、初対面の僕に実に親切に女の子の情報を教えてくれたのでありました。

 

「ああ、間違いなくあの娘だ」

 

・その子のあだ名はベイビー
・デザイン室の中でもかなり人気がある
・俺の知る限り彼氏はいない

 

「おお、ありがとう!」

 

 

ロビー前で声掛け

 

こうなったら待ったなし。あとはタイミングを見て本人にモデルの依頼をするだけであります。あとは野となれ山となれ・・・しかしながら・・・

 

オープンハートかつ口の軽いハヤシのせいで、僕はデザイン系で「ベイビーを狙ってる男」という有名人になってしまったのでありました。そんなわけでベイビーに接触を図ろうとするたびに感じる周囲の視線。やり辛いったらありゃしないわけです。

 

そんなある日の夕方、もうデッドライン。こうなったら腹を決めて中央突破です。お前ら見てろよと。僕は帰りの人でごったがえずロビーでベイビーに声を掛けました。

 

「彫刻科のツノダですけど、良かったらモデルになってくれませんか?」

 

 

 

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