ころまろ☆昭和45年男

毒舌ネットコメンテーターのサブカル話。たまに愛。

ジュンスカとブルーハーツ「令和元年に語る平成元年の今頃の話21」ツノダをプロデュース

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※ここは常に30年前の話をするカテゴリイです

 

今から30年前の平成元年に上京し、美大を目指して予備校生活を始めた僕でしたが、夏までには紆余曲折ありまして、上京後初の恋も苦いものに終わってしまいました。僕は現状の自分に限界を感じてイメチェンを試みることにしたのです。

 

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パンク化?

 

ここでデザイン系のやつにアドバイスを求めれば、僕はきっと渋カジ系のチャラ男になったと思うのですが・・・僕がここでアドバイスを求めたのは、チャラ男とは真逆のジムモリソン男だったのです。

というのも、当時、ジムモリソン男は『モテまくり&女たらし』というとんでもない奴だったのです。なんというか世の中のバランスを壊すようなケシカラン存在だったのですな。うん。

そんなわけで、せっかくツレがモテまくりなのですから、それを生かさない手はありません。僕は早速彼にイメチェンの相談をしました。

 

「半端なナルだから駄目なんだよ。それは一番女ウケしない」
「じゃあどうすりゃいいんだよぉ」
「パンクだ!パンクファッションしかない!」

 

イメチェン ファッション編

 

僕はそのアドバイスを真に受けて、新宿のロボットにパンクアイテムを買いに行きました・・・が、当時はバブルです。一通り揃えたら10万オーバーになってしまいます。

 

「何がパンクだよ!ブルジョワじゃねえか!」

 

僕はフラれ気分でジーンズメイトに行き、バンダナとブラックデニムを仕入れて帰って来ました。

 

「上等上等!あとは金が無きゃ工夫をすればいいんだよ」

 

ジムモリソン男は予備校のゴミ捨て場からGジャンを拾ってきて、それにアクリル絵の具で色を付けて、鋲やバッチもつけてくれました。さらにお古の過激なロンTを沢山くれたのです。

 

「ありがとう!なんか行けそうな気がしてきたよ」

 

今思えば、なんだかとてもモテ度からズレているような気がしますし、実際そうだと思うのですが・・・しかし僕はこの変身で自分への根拠無き自信をさらに高めていったのです。そしてこの後は、女性に対して何気に積極的になっていきました。

 

 

イメチェン 音楽編

 

僕に「都市生活者が聞く音楽」として、ドアーズやTレックスやダムドを教えてくれたのはジムモリソン男なのですが、正直、それらでは全く女の子と話が噛み合いません。

 


The Damned - New Rose

 

この頃にはだいぶ予備校にも慣れ、年下の現役高校生女子とも話すようになってきたわけでありまして、この分野のイメチェンも急務だったわけです。

 

ジュンスカイウォーカーズ

「今人気と言えばやはりジュンスカだな」

ジムモリソン男は洋楽だけではなく、流行りの音楽は一通り聞いている男でした(そして全否定)。

 

確かに当時、このバンドは大人気でありまして、イカ天の人気バンドランキングでも常に一位でありました。ですので僕は「すてきな夜空」のサビだけは知っていたのです。

 


すてきな夜空 ~HIROSHIMA'89~

 

「今度テープを持ってきてやるよ」

 

そんなわけでジムモリソン男が持ってきてくれたのが、彼らのセカンドアルバムの『ひとつ抱きしめて』でした。どんなもんかと思って聞いて、ラジカセから流れてきた冒頭の

 

♪明日が来なくても、僕と君がここで死んでも
昨日という日は、確かにあった僕の中に♪

というフレーズが心に直に突き刺さりました。

 


ひとつ抱きしめて JUN SKY WALKER(S)


今回、これを30年(!)ぶりに聴いたのですが、何だか別の意味で心に深く突き刺さりましたね。

そういやベースの寺岡呼人は今は大物プロデューサーなんですね。カズヤやジュンタに比べて地味な印象でしたので何だかびっくりしました。


ブルーハーツ

 

「日本のバンドだったらブルーハーツだな」
「ブルーハーツなら知ってるけど”ドブネズミ”とかダサくない?」
「いやいや、ああいう不器用さに女は惹かれるんだよ」

 

そんなわけで、あまり気乗りしなかったブルーハーツも聞くようにしました。彼らの当時のシングルは「ラブレター」という曲でありまして、何だかこの曲だけは心に響いたというか、あまりにも新宿新兼荘界隈とマッチしていたのです。

 

それでこのビデオは新宿の大ガードのそばの公園で撮っているものなのですが・・・

 


ブルーハーツ / ラブレター

 

当時、ATMというのは、おのおのの銀行の支店でしか引き落とせないモノだったのです。それで僕はお金を引き落とす際に、わざわざこの公園のそばの銀行の支店まで出向いていたのです。んで、この公園に立ち寄って野村ビルを眺めたりしていたと。

 

だから何ともあの頃の空気感を感じさせる映像&曲というか・・・まあこんな感じのやつも沢山いましたね。あの頃の仲間たちには。

 

ベイビーソング

 

「モテるのはやっぱりミュージシャンだよ」
「無茶言うなよ・・・」
 「俺がツノダのオリジナル曲を作ってやるからギターを練習しろ!」

 

驚くべきことにジムモリソン男は「ベイビーソング(仮名)」という僕のオリジナル曲を作ってきてくれたのです。

そんなわけでカッコよく弾き語れるように練習したのですが・・・僕には歌の才能も楽器の才能も皆無だったといいう・・・

 

しかし今思ってもマジで有難いですね。ほんと、持つべきものは友ですね。うん。たぶん。

 

 

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