ころまろ☆辛口エンタメ塾

毒舌ネットコメンテーターのサブカル話。たまに愛。

【グエムル-漢江の怪物-】ってポン・ジュノ監督だったんですね

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うっかり契約してしまった「Pravi(TBS系動画配信コンテンツ)」において、現在、アカデミー賞を受賞したポン・ジュノ監督の作品が特集されているのですが、その中に「グエムル-漢江の怪物-」があってびっくりしました。これがこの人の作品だったのかと・・・。

 

 

気になる韓国映画

 

 

僕は上映時にこのキービジュアルがかなり気になりまして(なんだか韓国映画っぽくなかった)、映画好きの友人と一緒に観に行く予定だったのですが、それがやんごとなき用事により駄目になってしまったのです。 

 

その後、一人で観に行った友人から

「安っぽいけどかなり面白かった」

 

という感想を聞いて、

 

「いつかケーブルTVでやるようになったら視よう」

 

と思いつつ、それきりになっていたのです。

 

そんなわけで今回ようやく、それも「アカデミー賞 受賞監督作品」として、この映画を見ることが出来たのは幸運でした。

 

あらすじ


グエムル-漢江の怪物-

 

※wikipediaから引用

漢江から突如上陸した黒い両生類のような怪物(グエムル)は、河原の人々を捕食殺害し、露店の男カンドゥ(ソン・ガンホ)の娘、ヒョンソ(コ・アソン)を捕まえて水中へ消えた。ヒョンソは怪物の巣の下水道から携帯電話で助けを呼ぶ。一方、在韓米軍は怪物は未知の病原菌を持ち、感染したとみられるカンドゥを捕えようとする。カンドゥと一家はヒョンソを救う為に追われながら怪物を探す。

※引用終わり

 

 内容的には50~70年代に流行った怪獣パニック映画の焼き直しであり、要は「ゴジラ」そのまんまなのですが、しかしながら今見ると、この映画が庵野秀明氏の「シンゴジラ」に大きな影響を与えていることがよく解るのです。つまり

 

ゴジラ→グエムル→シンゴジラ

 

というような感じですかね。先祖返りと言えば先祖返りです。

 

冴えないおっさんが主人公

 僕は主演のソン・ガンホが韓国の国民的俳優だという事を知りませんでしたし、さらにはそのソン・ガンホ演じる「カンドゥ」が、この映画の主人公だという事も知りませんでした。

だからこんな「冴えないおっさん」が大フィーチャーされていて、さらには件のグエムルと闘うのが、その「冴えないおっさんの冴えない家族」に限定されているところにも驚きました。

 まあサイズの違いはありますが「ゴジラ映画」なんて毎回国家規模ですからね。こんな頼りない家族に任せっきりで良いのかと、視ている間に何度も突っ込みたくなりました。はい。

・・・というわけで、これ以上の内容については語らないでおきます。

 

反米映画と言われているが・・・

視聴後、ネットでいろいろこの映画について調べてみました。その中で「反米」要素について語られているものが結構あったのです。確かにこの映画は実際に起こった「米軍の薬物不法投棄事件」がモチーフになっているのですが、しかしながら僕はそれほど米国に対する風刺は感じませんでした。それはミスリードというか・・・むしろこの監督は、この映画において、自らの母国である韓国という国自体を、徹底的に風刺したのではないかなと感じました。いわゆる自虐的描写ですね。僕はこういう規模でそれが出来る韓国の映画監督がいることに、少なからぬ驚きを感じました。そしてこれって東アジア的に新しいなとも思いました(まあこの映画はもう14年も前のものですが)。


パラサイト 半地下の家族

 そんなわけで、パルムドール&アカデミー作品賞をW受賞した「パラサイト」です。すげえです。完全制覇です。


第72回カンヌ国際映画祭で最高賞!『パラサイト 半地下の家族』予告編



それで僕はこれの主演が「ソン・ガンホ」だと(たった今)知って「なるほどな」と思ったのでした。

僕はこの映画について「半地下に住む貧しい家族が、上層に住む金持ちに入れ替わろうとする映画なのだろう」くらいしか、実際には理解していないのですが(多分観に行くだろうから情報収集はそこそこに抑えております)、それでも

 

「ポン・ジュノは『グエムル』で本当にやりたかった事を、この『パラサイト』でストレートにやったんだろうな」

 

 という風に感じているのです。はい。
そんなわけで映画を観に行くのが実に楽しみです。

 

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