ころまろ☆辛口エンタメ塾

毒舌ネットコメンテーターのサブカル話。たまに愛。

【平成2年の今頃の話25】建設中の新宿新都庁舎【デスペラード】

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※ここは常に30年前の話をするスレッドです

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今から30年前の今頃、僕は芸大を目指す予備校生でした。
そして未来が明確に定まらないまま、受験期が終わろうといました。

僕らが芸大試験を受けている最中に、私大系デザインコースの連中が、予備校から荷物を引き上げる最終期限の日になってしまいました。既に専門学校に進学を決めたサトーやイケさんたちとは、その日でお別れになります。

本当ならばみんなでお別れパーティーをしたいところですが・・・しかしながら、状況的になんともドタバタしているので(受験中だから当たり前だね)それは叶いませんでした。

 

するとイケさんが

 

「じゃあ久々にみんなでマンションの屋上に行こうか?」

 

と言ったのです。

 

当時、代ゼミの造形学校の隣には「ニューステイトメナー」という超巨大なマンションがありまして、そこの屋上は出入り自由だったのです。まあ自由というかカギがかかっていなかっただけだけ

 

屋上は「マジかよ」言いたくなるような広い場所でありまして、新宿のビル街が近距離大パノラマで見渡せる場所でした。だから夜カップルで侵入すると、これがもう満天の宝石箱と言いますか・・・とてもロマンティックな場所でもあったのです。

 

それでそこには管理人用ペントハウスはあるものの(僕らが忍び込んだ際には)常に不在でした。その代わりにそこには『巨大なチャウチャウ』が番犬として闊歩していたのです。

 

 

しかしながらそのチャウチャウは(あまりはっきりとは書けませんが過去にサトーと何かあったようで)僕らには全く近づいてきませんでした。やつは常に50mは距離を置いて、遠くから心細そうに、こっちを眺めているだけなのでした。だから僕らは屋上に入りたい放題だったわけです。

 

 

「とりあえず俺は春からも馬場に住んでるからさ」

 

イケさんは言いました。

 

「ツノダたちが何か決まったら連絡してよ」

  

 


Desperado (Live)

 

 

出来かけの新宿新都庁舎をバックに

フェンスにもたれる僕と、フェンスに腰掛けるサトー。

 

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Desperado, why don’t you come to your senses?
Come down from your fences, open the gate
It may be rainin’ but there’s a rainbow above you

 

You better let somebody love you
You better let somebody love you

 

before it’s too late

 

サトー 目を覚まさないか?
フェンスから降りて 扉を開けてくれ

たしかにロクな世界じゃないけれど
ここには素敵な事だってあるんだぜ

 

お前は愛を知るべきなんだ 

お前は誰かに愛されるべきなんだ

手遅れになってしまう前に

 

 

あの日。

 

僕らの視線の先にあったものは何だったのか?

 

あの日から30年。

 

今はもう僕が思い出すしかないのだけれど・・・


 

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