ころまろ☆昭和45年男

毒舌ネットコメンテーターのサブカル話。たまに愛。

【平成2年の今頃の話36】30年前の武蔵野美術大学周辺の店

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※ここは常に30年前の話をするカテゴリイです

 

令和2年に語る平成2年の今頃の話その36「当時のムサビ周辺の店」

30年前の今頃、僕は武蔵野美術大学に入学し、学校のすぐ側で暮らし始めました。そこはムサビ、朝鮮大学校、白梅短大と、3つの大学に挟まれた実に狭いところでしたが、若者向けの店もいくつかあり、ささやかな学生街風情になっておりました。

 

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朝鮮大学校と共存

 

ムサビの隣には朝鮮大学校がありましたので、僕はそこの学生とも、その一角で共存して暮らすようになったのです(特にコインランドリーで)。

それについて色々と言う人もいましたが、基本的に「お互い透明人間」というようなスタンスで、何もなく4年間暮らすことになりました。まあそれが良かったのか悪かったのかは、今でもよく分かりませんが・・・。

 

それゆえに2015年にムサビと朝大が共同で「突然、目の前が開けて」という展示をやったのには驚きましたね。

 

bijutsutecho.com

 

そして素晴らしい事だと思いました。はい。

 

 

荒井酒店→オレンジマートあらい

 

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正に家の目の前にあったのがこの店です。それゆえ様々な面で本当にお世話になりました。美大の出入り業者(自販機管理)で、人懐こい若旦那さんは大学内でも超有名人でしたね。

それでその若旦那は虎のような顔をしているのですが、奥さんがジュディオング張りの超美人だったのです。その若旦那が実はムコ殿だったことも加えて、僕は「なんでこんな人がこんな美人と結婚できるのだ?」とずっと謎に思っておりました。

 

 

キャンディ&フランソワ

 

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学生街にありがちのメガ盛りの店ですね。僕は「プロレススターウォーズ」というマンガが置いてある「キャンディ」の方が贔屓でしたね。

 

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そしてここのボリュームカツカレーというのは、本当にあり得ないほどのメガ盛りなのですが・・・店でよく顔を合わせていた朝鮮大学校の生徒は、これの大盛り+ジャンボパフェをペロリと食べていたのです。僕は人間力というものの違いを痛感させられました。はい。

 

そう言えばかなり前に、嵐と能年玲奈(まだ「のん」じゃない頃)が「キャンディ」で食レポをしてました。TVで久々におばさんの顔を見て、やっぱり懐かしかったですね

 

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アイビーレイン

 

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オシャレ系レストランで、人のいいオーナーが日々、新しい事にチャレンジしておりました。そんなある日

 

「女子が必ずライスを残すので、女子のライスを減らしたら文句を言われた。みんな減らしても残しているのに」

 

と、オーナーがぼやいておりましたので「そりゃあ女心ってやつですよ」と教えてあげました。

 

 

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東華園

 

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典型的な町中華ですね。ここにもよく行っておりました。ここは無口な料理人という感じのオヤジさんで、僕は4年間、一回も話した事がありませんでした。

 

ある日「東華園のオヤジさんが釣った鯛で作ったスープ」が荒井酒店におすそ分けされ、それが僕にも再おすそ分けされたのです。

僕が「こんなに上手いスープは飲んだことがない」と言って荒井さんに器を返すと、それを聞いたオヤジさんが、釣りに行くたびに荒井さん経由で「その学生さんに」と、名も顔も知らぬ僕にスープふるまってくれていたのです。

 

そんなわけで僕は東華園に行くたび礼を言おうと思っていたのですが・・・ヘタレで果たせず・・・青春のリグレットですね。

 

 

ロッジ・ベル

 

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まさに「学生街の喫茶店」という感じの落ち着いた店でした。僕の家から徒歩30秒くらいのところにあったのですが、一人でたまにコーヒーを飲んでましたね。「プチ贅沢」という感じで。

 

 

居酒屋「珍兵衛」

彫刻科のたまり場だった居酒屋さで、店員も殆ど彫刻科でした。本当に常に誰かがいるので、大学に用があるときは店に行ったり(学校に行けよ)、逆に強引に家から飲み会に連れ出されることもありました。

 

ここでは本当に色々ありました・・・

 

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その後、残念ながら閉店してしまったそうですが、店の看板は彫刻学科がもらい受け、芸術祭の模擬店は「珍兵衛」を名乗ることがいまだに伝統になっているようです。

 

 

ゲームセンター

 

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この一角には小さなゲームセンターまでありました。たぶん客層は9割がた朝鮮大学校の生徒だったと思いますね。

ある日、ふらっとそのゲーセンに入った僕は、そこに『ヴォルフィード』というゲームがある事に気が付きました。これは「電子陣取り」的なゲームでして、代々木のウェンディーズビルのゲーセンにもあったものでした。

 

僕はこのゲームを徹底的に研究しておりまして、全16ステージの敵キャラの動きを完全に把握しておりました。ですので各ステージ満点という、普通にやったらあり得ない点数を稼いでいたのです。

 

表示されているハイスコアを見ると、16面の全面クリアはまだ果たされておりません。「おお!久々にやってみよう!」僕は早速コインを投入しました。

 

 

過度の緊張感の果てに

 


ヴォルフィード/VOLFIED 9,999,990pts

 

5ステージ終わった頃から、後ろからひそひそ声が聞こえてきました。そうです。僕の凄さに驚いているのです。僕は「どうだ凄いだろ?」とほくそ笑みながらステージクリアを続けました。

そして10ステージを過ぎた頃には、もう僕の後ろは人だかりができてました。朝鮮大学校のガタイの良い皆さんはシーンとして僕のゲームを見守り、ステージクリアをすると歓声を上げ始めました。

 

そんな中で僕は黙々とゲームを続けたのですが、次第に「これはクリアしないと許されない雰囲気だな」とプレッシャーを感じ始めたのです。

 

そしてようやく辿り着いた最終ステージ(激ムズイ)。僕はここで初めてミスしてしまいます。店内に嘆きの声が漏れます。しかし、再開した刹那、僕は一瞬でラスボスを仕留めました(研究しつくしたハメ技)。

 

店内は大盛り上がりです。僕はスタッフロールが流れる中、さっと席を立って店を去りました。なんというカッコよさでしょう。普段は「キャンディ」などで、その食欲に圧倒されてましたからね。まさに「倍返しだ!」という感じで、最高に気分が良かったです。はい。お腹が痛いくらい緊張しましたけど。

 

 

www.koromaro.com

 

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