ころまろ☆辛口エンタメ塾

毒舌ネットコメンテーターのサブカル話。たまに愛。

【夏歌2】「白い渚で」「いつか見上げた空に」「サーファーガール」「サマーヌード」「楽園ベイベー」「太陽にPUMP!PUMP!」「サマービューティー1990」「最後のKISS」

スポンサーリンク

僕のおすすめの夏歌を紹介していきます。

 

 

「白い渚で」オフコース

 


白い渚で ― オフコースOFF COURSE

 

1987年にリリースされたオフコースのアルバム『as close as possible』に収録されているナンバーです。このアルバムはオフコースの3年ぶりのオリジナルアルバムであり、ファンにとっても待ちに待った作品になっていました。

4人体制になってからの彼等は、常に全米進出を念頭置いておりました。アルバムのレコーディングもLAの最先端のスタジオで行っており、それゆえに全体的に音が夏っぽい『西海岸風のシンセポップサウンド』になっています。オフコースはかつてタモリ氏に「ネクラ」と言われていた事がありましたが、このアルバムはそんな事がまるで嘘のような、とても明るい雰囲気のものになっているのです。

 

しかしこのアルバム…

トータルのクオリティにいささか疑問を感じるというか…バンドのオリジナルアルバムとしては、あまりにも実験的な要素が多すぎて、要はまとまりに欠けているのです。

思いつくままあげても『清水仁の楽曲制作とメインボーカル起用』『英語歌詞曲』『外部楽曲の採用』『松本一起作詞曲』『秋元康作詞曲』『大貫妙子とのデュエット曲』『坂本龍一のゲスト参加』などなどなど…本当に様々な取り組みがありすぎたのですね。

それを「バラエティに富んでいる」と言えば聞こえはいいですが、やはり雑多な印象を感じててしまうのは否めませんし、それに何よりも、その登場人物の多さが故にバンドの要である小田さんの影が薄くなってしまっているのです。ですので、元来のオフコースファンからは敬遠され、商業的にも今ひとつの作品になってしまいました。

 

この曲はそんなアルバムの中の隠れた佳曲ですね。とても耳障りの良い曲で、僕も夏場には必ず聴いております・・が、しかしながら何か音的に物足りない感じがするというのも正直なところなのです。その足りなさというのは、やっぱり「鈴木康博が抜けた」という、このバンドそのものの、致命的な問題だったのだろうなと思ったりします。

 

結局とどのつまり、このアルバムでも色々と実験をしてみたけれど、どうにもこうにも駄目だったという事なんでしょうね。

 

「いつか見上げた空に」オリジナルラブ

 

 

1993年にリリースされたオリジナルラブのサードアルバム『EYES』に収録されたナンバーで、伝説の番組『モグラネグラ』のテーマ曲としても 極一部で 有名な曲です。

この時期のオリジナルラブの楽曲は、あの高城剛氏から受けたという「今の時代、サビを頭に持ってきてキャッチーにやらないとダメだよ」というアドバイス通りに、実に頭サビの曲が多いのですが、この曲も御多分に漏れず、そういう構成の曲になっております。はい。

 

さてさて。

夏と言っても色々あるわけで、過去には何度か冷夏というものもありました。その中でも特に最悪だったのは1993年の「梅雨が明けなかった夏」という事になりますね。そう、この曲が発表された夏のことです。結局、最後まで梅雨が開けなかったのですから「1993年の夏は無かった」と言っても過言ではない本当に酷い年でした。そしてそんな夏に、不幸にも「夏歌」で売り出されたのが『オリジナルラブ』だったのです。そんなわけで、ほんと、一発屋になる危ないところでしたが、同年の秋に『接吻』をきっちりヒットさせて今に至るというわけです。

 

オリジナルラブは「渋谷系」と呼ぶにはあまりにもジャジーな大人の匂いが漂うバンドで、僕は勝手に「赤坂派」とよんでおります。そしてそんな彼らのアルバム「EYES」は、失われた1993年の夏を呼び起こすような、そこにあるべき青空を描いてくれそうな、そんな作品になっているのです。90年代を代表する名盤の一つでもありますので、皆様も是非ご一聴を。

 

「サーファーガール」ザ・ビーチボーイズ

 

ここはひとつ思いっきりアメリカン。夏の神に御登場を願うという話でして、御大ビーチボーイズの登場です。これは1963年にリリースしたビーチボーイズのアルバムの表題曲で、大ヒットした前作の『サーフィンUSA』のプレッシャーを跳ね飛ばすスマッシュヒット作となりました。

 

この日本においても大変人気の曲でして、さらにはサザンやタツローやパーフリなんかも、無慈悲にパクりまくる曲でもあるのです。そして僕にとっては、若かりし日にオールディーズのライブハウスでアルバイトしていたころに、ステージの合間に流れていた曲という印象が強いものですね。

 

思えば1989の夏も1990の夏も暑かったなあ・・・・そして、あんなに暑い部屋の中にいて、それでも熱中症で死ななかったのは・・・やっぱり自分が若かったのと、そしてこういう曲を聴いていたからなんだろうなと思っております。

 

「サマーヌード」真心ブラザーズ

 

1995年にリリースされた真心ブラザーズのシングルで、彼らの代表曲でもあります。そしてこのPVはデビュー前のPUFFYが出ていることでも有名なものですね。

そしてこの時のアレンジは少々荒いのですが、2年後の1997年に、聴き易くリアレンジされたバーションを「ENDLESS SUMMER NUDE」としてセルフカバーし、その後はこちらのバーションの方が定番になっております。


 

 

予備校&大学が一緒だった人に久々に会った際に、この曲の話題になり「これを聴くと学生時代の事を思い出す」と言われ、確かにそうだなと思ったのですが・・・よくよく考えると、実際にこの曲が発表されたのは、僕らが学校を卒業した次の年だったのです。

 

不思議といえば不思議ですが、それにしてもすんなりハマりすぎて、それでいいんだよなという気持ちになるという・・・。そしてその日からも、また確実に時間が流れているのです。うん。

 

 

「楽園ベイベー」 RIP SLIME

 

2002年にRIPSLYMEが発表したシングルで彼ら最大のヒットチューンとなりました。

 

リリースは猫も杓子もみんな茶髪だった『日韓ワールドカップ』の頃ですね。中津江村のキャンプ地にカメルーン代表がなかなか来なくて、村長が毎日やきもきしていた事が、連日トップニュースだったという…ある意味、かなり平和な時代でした。

そして個人的には結婚してハワイに新婚旅行に行った時期でしたので、その時の思い出と重なっている曲でもあるのです。帰りの飛行機で初めて聴いてすぐにいいなと思ったという…懐かしいですね(遠い目)。

 

そして残念なことに現在活動停止中の彼等ですが、主要メンバーのPESさんが

 

「メンバーとは何年も話してないし、これからも話をする事はないです」「自分たちで作ったのに中からも外からも追い出された感じ」

 

とTwitterで発言しておりますので、少なくとも元の形でRIP SLIMEが復活することは無いのでしょう。残念ですが、ここまで言われてしまうと、これはもう諦めるしかないですね。しかし裏で本当に何があったのでしょうか?

もちろんSUのスキャンダルも活動停止の一因なのでしょうが、いくらコンプライアンスにうるさい時代とは言え、正直、それでだけでグループそのものが消滅するほどのものとは思えません。

 これはスキャンダルがどうこうと言うよりも、上記のPESさんの発言からして『バンド内の不和』というものが、その1番の原因になっているように感じられます。一見あっさりしている男同士の関係と言うものも、そこに仕事という問題が絡んでくると、案外、難しくなったりもするものなのですしね。はい。これはもう実感として…。

 

 「太陽にPUMP!PUMP!」EPO

 


EPO 太陽にPUMP!PUMP!


1986年にEPOさんがリリースしたシングルでコカ・コーラキャンペーンソングでした。80年代特有のノーテンキな歌詞が、実に耳に痛いというか、眩しいというか・・・

若者には「海に行け!恋をしろ!」と言いたいですね。うん。

 


COCA-COLA Coke is it! '86 [太陽にPUMP! PUMP!] - ♪ EPO

 

ほんとバブル期は【夏は海に行って恋のさやあて】をしなければ銃殺刑で、【クリスマスは恋人と一緒】にいないとゲシュタボに連行されるような時代でした。

 何事にも軽薄と思われがちな時代でしたが、こと恋愛に関しては今より真剣だったと言うか、もはや真剣を通り越して、殺伐としていたというかね(苦笑)。

 

「ラテンでレッツ・ラブまたは 1990サマー・ビューティー計画」 フリッパーズギター

 


Flipper's Guitar - Summer Beauty 1990

 

フリッパーズギターが1990年にリリースしたアルバム『CAMERA TALK』の収録ナンバーです。フレンチポップのおしゃれな楽曲に、オリーブ少女悶絶の「せつな可愛い」歌詞が乗っかっているというあざとい曲です。まあこういう曲を男子が全編ファルセットで歌っても、そこに違和感が全くないのは、彼等が楽曲というものをトータルで考えて作っているからでしょうね。

 

・・・え? パクリ?

 

まあ確信犯ですし、この際それは置いておきましょう。

ちなみに元ネタはこれです。  


Claudine Longet - Who Needs You

 

ビジュアルや楽曲のおしゃれさで女性層を取り込み、その一方で、マニアックな元ネタで男の洋楽オタクも喜ばせていて、さらにその上で本人たちは覚めていたという…フリッパーズギターというのは、ある意味、退廃的なバンドでしたね。

 

 

「最後のKiss」 Kiroro

 

kiroroが1999年にリリースしたシングルでツムラの「クールバスクリン」のCMソングにもなりました。本当に突き抜ける青空のような曲ですが、この映像の「需要の無い感」はなかなかのものですね。さすが金城さんと玉城さんです。併せて言えば・・・まあそれはさておき。僕がついついKiroroに厳しくなってしまうのには理由があるのです。

 

彼女たちが流行っていた当時、僕はとある小学校のそばに住んでいたのですが、その小学校は昼休みになると、

 

♪ほーら 足元を見てごらん それがあなたの進むみち~
 ほーら 前を見てごらん それがあなたの未来いい~♪

 

という曲を毎日流していたのです。そして平日の昼間にそんな説教臭い曲で起こされますとね・・・何だか痛い腹を突かれたような、実に不愉快な気分になり、

 

「うっせーな!俺はもうちょっと回り道するんだよ!」

 

という逆ギレ的な心境になるのも、これはもう無理からぬところなのでした。ほんと風紀委員みたいな嫌な奴らだってね(笑)。ここはもう多少厳しく当たられても仕方ないってもんですよ。はい。

 

あれから20年。
今の僕は結構早起きです。

 

 

www.koromaro.com

 

 

www.koromaro.com

 

 

TOP

スポンサーリンク