ころまろ☆辛口エンタメ塾

毒舌ネットコメンテーターのサブカル話。たまに愛。

【夏歌4】「Rhapsody in Blue」「探偵物語」「マリーゴールド」「YES MY LOVE」「ラヴィアンローズ」「夏模様」「夏のクラクション」「小麦色のマーメイド」

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僕のおすすめの夏歌を紹介していきます。

 

 

 

 

「Rhapsody in Blue」1998 DA PUMP

1998年にリリースされたDA PUMPの通算5枚目のシングルです。資生堂のシャンプーのCMソングとしてヘビロテされておりましたので、彼らの過去曲の中でも認知度が高い作品になっております。


そんなわけで「U.S.A」で再ブレイクしたグループですね。それまで20年にわたり『テレ朝のジャニーズへの忖度』で、Mステを干されていた彼等ですが (一説によると彼らの後にデビューしたジャニーズグループ『嵐』が、彼らをモデルにしていたからだと言われている)、楽曲の力で正面から堂々とMステに再登場したことには、僕もとても感動しました。

とはいえ、ジャニーズに弓を引いているところは評価しても、僕らの世代の男子にとっては「DA PUMP=ダサい」だったわけであります。なんというか楽曲担当の『m.c.A.T的ダサさ』。これは仕方のない事なのです。こっちはもうアラサーだったですし、いまさら男性ダンスユニットもないだろうという話です。

 

それで思い出すに・・・当時、僕の仲間がクライアントの車に同乗した際に「日光いろは坂を上っている間中、ずっと大音量でm.c.A.Tを流されたよ」とぼやいていたことがありまして、それに僕は心の底から同情した記憶があります。まあそういう存在だったのですな。

しかしながら「U.S.A」。あのいわゆる「ダサかっこいい」というものは、それはそのまま彼らの過去曲にも当てはまったのでした。つまり当時は「ダサい」としか思えなかったものが、あの曲のヒットにより「ダサかっこいい」に変化するという奇跡ですね。

 

実際に伊豆で『見るからに悪そうなお兄ちゃんたちが浜辺で禁止のBBQをやりながら、DA PUMPの曲を大音量で流していた』のですが、これが結構ハマっていたというか、なかなか悪くなかったのです。はい。

そんなわけでその後、僕もカーステに彼らの曲を放り込んで海に再度向かったのですが・・・そこで『ダサかっこいい→ダサい』という再逆転現象を早くも感じてしまいました。はい。

新曲の再生回数も今一つでしたし、ここはISSAも正念場でしょうね

 

「探偵物語」薬師丸ひろ子

1983年に薬師丸ひろ子さんがリリースした同名映画の主題歌ですね。この曲は作曲とアレンジをあの大瀧詠一が担当しておりますので、なかなか重厚なナイアガラサウンドになっております。

 

1983年の夏。映画『探偵物語』で2年ぶりに公の場に登場した薬師丸さんは『ボーイッシュな高校生』から『ムチムチの女子大生』に変身しておりました。それまでベリーショートだったその髪型も、パッツンボブカットになっており、そのビジュアルチェンジと言うものは、なかなかのものであったのです。

 

この「探偵物語」は、原田知世さんのデビュー作「時をかける少女」との二本立てで公開されておりました。そしてそのどちらもが、アイドル映画という枠組みを超えて、僕の心の中にとても深い思いを刻み込んでいったのです。

 

(そういえばユーミンが作った『時をかける少女』は、映画の内容にちゃんと即した歌詞になっているのに、一方の松本隆さんが書いた『探偵物語』の歌詞は、内容を全く無視しているのですよ。その辺の両者の考え方の違いは面白いものがありますね)

 

そして田舎の中1坊主的に「探偵物語」のラストのキスシーンはあまりにも衝撃的だったというか・・・なんというか「あの口の中はどうなっているのだろう?」という、素直過ぎる疑問も残ったものでした。

翌日、水泳部の練習中に、『ボーイッシュ&よく日に焼けている&黒目がちの女の先輩』の唇に見とれてしまい、うっかり変な顔をされたことも忘れられない思い出です。遠い夏。それは角川ノベルズの夏。

 

 

 

「マリーゴールド」あいみょん 2018

新鋭シンガーソングライターの「あいみょん」が2018年にリリースしたメガヒットナンバーで、彼女の代表曲の一つです。


個人的には娘の部活の先生から「中学女子バスケ部夏の大会の煽りPV」の制作を頼まれた際、そのBGMに採用した曲でありまして、その作業時のヘビロテぶりから「あの時に一生ぶん聴いたから、もうマリーゴールドはご勘弁」という気分にもさせられる曲であります。

 

僕はこの人の楽曲制作能力は侮れないと思っていて、それどころか「久々に登場した業界の宝なんだから皆で大事にしなければいけない」ぐらいに感じているのですよ。今は邦楽の世界もなかなかきびしいものがありますからね。全体を再浮上させられるような新しいスターが必要だろうという考えです。

その上で少し気になるというか、作品と比べて頂けないのが「メディア対応のブレっぷりですね。要は「自分の音楽性」とか「自分が影響を受けたアーティスト」とか、そういう面に対する回答でのブレっぷりです。

先日もあの小沢健二さんが「歌詞のモチーフにする」という形でボールを投げ返してくれたのに、あいみょんの方は設定が「小沢健二の影響→スピッツの影響」にアップデートされておりまして、それゆえに小沢さんのボールを上手く受け取ることが出来なかったのです。それはなんかちょっと勿体なかったというか、残念でしたね。

 

その辺はやっぱりちゃんとして欲しくて、まあ誰かがきっちりとした設定を作ってあげるか、あるいは本人がストレートかつブレずに本音を語るか、そのどっちかなのでしょうね。

 

「YES MY LOVE」1982 矢沢永吉

矢沢永吉さんが1982年に、リリースしたシングル曲です。ファンの間でも大変人気が高い曲で、YAZAWAバラードの定番ですね。


当時「本人出演のコカ・コーラのCMのギャラが1億円」と聞いて「一体どんなCMなのだろう?」と思ったものですが、これを視て納得したというか「動く矢沢永吉を初めて視た」的な感慨がありました。

 

そういえば20年前にインターネットに参戦するにあたり、僕は「矢沢永吉と北斗の拳のファンだけは刺激しないようにしよう」と勝手に心に誓ったものでした。そしてそれは正しい判断だったと今でも思っています。

 

それに加え、この人のファンって「矢沢永吉とは全く無縁」のような人が多いので実に注意が必要なのです。隠れネオナチみたいなものです。これはもう若い営業さんなんかにも、注意した方がいいですよと声を大にして言いたいですね。

 

と、ここまで書いて思いだしましたが・・・

 

かつて10代の尾崎豊さんがインタビューで「ベイビーなんて安っぽい言葉は使いたくない」と言いまして、それに対してインタビュアーに「矢沢永吉なら安くないベイビーを使えるのにね」と返されて、キレてインタビューをやめてしまったという事があったのです。そんでそれを聞いた矢沢さんが

 

「尾崎豊があの年でいっぱしの事を言っているみたいだけれど、僕はそれは凄く良い事だと思うよ」

 

と答えたという話でして・・・それには矢沢永吉のファンでない僕ですら、

「永ちゃん、カッコいい!」

と思ってしまいました。はい。

 

「ラヴィアンローズ」吉川晃司

 


LA VIE EN ROSE /吉川晃司

吉川晃司さんが1984年にリリースしたサードシングルで、35年以上の時を経た今でも、大変人気のある曲です。これは詩も曲も良いですが、アレンジにも永年性がありますよね。担当したのは名アレンジャーの故大村雅朗です。

曲については、もともと大澤誉志幸さんが自分用に作った楽曲でしたが、アルバム作りにもたついている間に、吉川さん(同じ事務所)のサードシングルとしてリリースされてしまったそうです。それで詞を付けたのは当時売れっ子だった売野雅勇さんで、大澤さんはその出来の良さに感心したそうです。

 

それで大澤さんは吉川さんに曲が渡ってしまったことを、未だにその事を悔やんでいるとの事ですが…もし吉川さんに曲を譲らず、大澤さんのアルバムに入っていたとしたら、おそらくそこで詞を担当したであろう銀色夏生さんがこの曲にどんな詞を書いたのか結構気になりますね。

 

↓ちなみに大澤版はこちら↓ 大人感が素敵です。


2013/11/7 0:34 大沢誉志幸「ラヴィアンローズ

 

1984年夏。

 

当時、僕は水泳部で頑張っていた頃なので、これを聴くと福島一中のプールサイドでFMステーションを読みながら(当時の福島はNHKのFMしか無かったのに)、La vie en roseしていた事を思い出します。

水泳ではバタフライをやっておりました。「バタフライは女にもてるんだ」という先輩の言葉を鵜呑みにしたのです。そうです。一中水泳部はバタフライの人材不足だったのですな。まあ要はまんまと騙されたわけなのですが・・・

でもバタフライってやっぱり侮れなくて、これは『バック転』と同様に、僕の人生を、ほんの少しだけ薔薇色にしてくれた気がしますね。

 

 

「夏模様」 柏原芳恵

 


柏原芳恵 夏模様



1983年に柏原芳恵さんがリリースしたシングルです。
柏原芳恵さんと言えば、当時「ナルちゃん」こと今上天皇が彼女の大ファンだったことでも有名です。彼女のリサイタルに、一輪の薔薇を携えて登場した『若き日のリアルプリンス』。なかなかのロマンチストっぷりです。

しかしながら…その寵愛のせいで、彼女は「いい脱ぎ時」のタイミングを失ってしまったなどという実に不敬な噂もありました。はい。全く持ってケシカランです。

 

さらに柏原さんと言えば、彼女のこの歌の事を、あの石破茂氏が、

「カラオケもたまに行きますが、夏になると柏原芳恵の『夏模様』を歌いたくなります」

とコメントしていたりしましたね。うーん、その光景を頭に思い浮かべると、思わず石破氏の後頭部を鈍器で殴りたい衝動に駆られますが…やめておきます。

 

楽曲についてですが、これは当時解散状態だったオフコースの松尾一彦さんが作曲を担当しております。実にオーソドックスかつ良い曲ですよね。そして女優の藤真理子さんが書き下ろしたという歌詞は、夏の終わりの寂しさがとても巧みに描写されていて、とても切ない失恋曲になってます。

何だか僕も寂しくなってきました。

 

「夏のクラクション」稲垣潤一

 


夏のクラクション — 稲垣潤一

稲垣潤一さんが1983年にリリースした自身5枚目のシングル曲です。
夏の終わりの名曲ですね。稲垣さんの朴訥なボーカルがゆったりとした曲と上手くハマっていて、なんかだとても切なくなりますね。もともとこの「夏のクラクション」というタイトルは、作詞家の売野雅勇さんが吉川晃司さんの為に書いていた歌詞の断片だったのですが、それが売野さんのたっての希望で筒美京平楽曲の歌詞となり、稲垣さんに提供されたそうです。

そういう話を聞くと、たとえ歌詞のわずかなフレーズでも、いろいろと権利関係というか、しがらみがあるのだなあと感じさせられます。でもまあ結局最後には名曲が誕生したわけですから、これは良しとしましょう。

 

そういえば稲垣潤一さん自体はシンガーソングライターじゃないんですよね。秋元康さんや筒美京平さんなんかに楽曲を提供してもらっている歌い手さんです。そんなわけで実は今まで、この曲を「秋元康作詞」と誤解しておりまして(実際は売野雅勇さんが吉川晃司さん用に書いていた詞を、よりイメージに合うこの楽曲に用いたそうです)、「作詞が秋元だしなあ。やっぱりあいつは色々と良くないよな。あんまり有難がって聴かないでおこう」と、ここまであえて聴かないようにしていたのです。はい。これって明らかに思い込みの偏見でアキモト差別ですよね。いけません。僕もまだまだ修行が足りないようです。

 

 

「小麦色のマーメイド」松田聖子

 


松田聖子 小麦色のマーメイド

 松田聖子さんが1982年にリリースした自身10枚目のシングルです。
NHKの朝の連続ドラマ「あまちゃん」の世界観にも大きな影響を与えた楽曲となっています。

元祖ツンデレーション。この通称「青マーメイド」と呼ばれる映像は、松田聖子さんの天才的なアイドル芸が随所に盛り込まれております。もはやアイドルの無形重要文化財と言っていいレヴェルですので、早いうちに公的な美術館か博物館でフィルムの保存をお願いしたいものです。松本隆&ユーミンの楽曲も凄く良いですしね。

そしてカメラワーク(&スイッチャー)も凄いですね。ワンコーラス目は抑えつつ、ラスサビは「風視点」ですよ。当時の夜ヒットのプロデューサーは泣く子も黙る完璧主義だったそうですが、それがよく解る仕事ぶりだと思います。

 

 

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