ころまろ☆辛口エンタメ塾

毒舌ネットコメンテーターのサブカル話。たまに愛。

【僕とミニバス14】ミニバス史上伝説の試合

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僕が子供のミニバスに極端にハマっていく話ですね。

 

クジ運悪く「全国大会出場チーム”オニマツ”」と一回戦で当たることになったウチのチーム。対策の成果とオニマツの不可解采配もあり、ハーフタイムまでに大量31点のリードを得ました。しかしながら手駒が手薄なことが災いし、第3クウォーターに猛反撃を食らい、16点差まで追いつかれてしまいました。

 

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市のミニバス史上に残る伝説の試合

 

いよいよ第4クォーター。16点リードで運命の最終クォーターが始まります。

 

場内は騒然としております。ウチのチームがこのままオニマツに勝てば、それはおそらく市のミニバス史上最大のアップセットになります。まさに伝説です。しかし逆にオニマツの方が勝つとなると、これもまた最大31点差を逆転するという伝説の試合になるのです。

 

カメツルマの美少女エース

 

試合を見守る輪の中に、この試合の勝利チームと対戦することになっている「カメツルマ」のエースがおりました。お人形さんのような美少女ですが、その表情は複雑でした。おそらく彼女も「打倒オニマツ」に向けてハードな練習を重ねてきたことでしょう。だからこそ「ここでオニマツが・・・」という感じだったのでしょうね。

 

超小学生級の4番と5番は出てくるのか?

 

こちらの応援席ではバスケ経験者のママさんが「この点差だと4番5番が出てきたら結構厳しいかも」と説明しています。一緒に見ていた男子チームの子も不安げに聞いてきました。

 

「4番5番が出てくるかなあ?」
「むしろ出て来ても大丈夫だよ」
「なんで?」
「女子はあの2人の対策をいっぱいしてきたからさ」

 

その時、オニマツのベンチからこの日最大の怒鳴り声(リスニング不能)が聞えて来ました。怒鳴られているのは当然4番と5番です。その勢いは激しく「今度こそ手が出るのでは?」というレベルでした。

「こりゃ本当に出さないかもな」

 

 

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キャプテン「ナナ」登場

 

出場選手の登録がはじまりました。ウチのチームは、3Qをお休みしていた4番のナナが復活しました。足が速く持久走も学年1位というスタミナ最強のキャプテンでしたが、この試合の出場回数は、ここまで1Qぶんのみに絞っておりました。当然、この灼熱の決戦においての体力温存作戦です。

 

そして登録を待つナナが、この状況で笑みを浮かべていたのです。気の強い子だけに、それは当然「やってやんよ」的な笑みですね。おそらく先ほどの「暗黒の第3クォーター」を、誰よりイライラして観ていたのでしょう。まさに臨戦態勢であります。
一方、オニマツの4番と言いますと…やはり最終4Qも出場させてもらえません。5番とともに暗い顔をして椅子で俯いております。両軍の4番の姿はあまりにも対照的でした。

 

ナナが追加点ゲット!

 

最終4Qの開始です。


ボールイン後のもみ合いから、早速ボールを奪ったナナがフリーでコートを駆け抜けていきます。オニマツディフェンスが追いつけないままレイアップシュート。見事に決まり追加点です。

 

ナナはそれにとどまらず、オニマツエンドからのボール出しを即カットし、さらにシュートを打ちました。それも見事に決まり一瞬で4点追加です。

20点差。最終クォーター開始直後に大きすぎる追加点が入りました。

 

「勝てるよ〜」「勝とうよ〜」

 

応援席から遂に「勝つ」という言葉が飛び出し始めました。僕らも「ナイシュー!」の掛け声を6連発 (一本につき3回叫ぶ事に決めていた) した後に「これは勝てるんじゃね」と口に出し始めました。

 

勝ちが見えて硬直

 

一方、オニコーチは身振り手振りでギャンギャン騒いでおります。足でかき回すナナに対して、オニマツもなんとか体制を整えていきます。試合はまた双方得点の入らないジリジリした展開になってきました。

 

普通この状態では、時間が流れれば流れるほど、リードしているチームの方が、精神的にも残り時間的にも有利になっていくはずなのです。しかしながらそこは常負チームの悲しさなのか、ナナの4点プレイで「勝ち」というものがチラついて以降、ウチのチームの動きがあからさまに固くなっていました。

 

オニマツなりふり構わぬ猛攻撃

 

一方、追い詰められたオニマツは最後の力を振り絞ってギアを上げてきました。基本に忠実という普段のプレイをかなぐり捨て、なりふり構わずロングシュートを放ってきます。ゴールリバウンドも自陣の守りを放置し、5人総出で奪いに来るようになりました。そしてそれは徐々に実を結び、2点、4点、6点と決められていきます。

 

「何してんのよー!」
「抜かれるなー!」

 

ママさんたちの口調も激しくなってきました。

オニマツが8点連続で決めたところでウチがタイムアウトです。

残り試合時間は3分を切っていました。

 

つづく

 

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