ころまろ☆辛口エンタメ塾

毒舌ネットコメンテーターのサブカル話。たまに愛。

【僕とミニバス15】死闘オニマツ戦!運命の最終クウォーター

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僕が子供のミニバスに極端にハマっていく話ですね。

 
ここまでのあらすじ

クジ運悪く「全国大会出場チーム”オニマツ”」と一回戦で当たることになったウチのチーム。対策の成果とオニマツの不可解采配もあり、ハーフタイムまでに大量31点のリードを得ました。しかしながら手駒が手薄なことが災いし、第3クウォーターに猛反撃を食らい点差を詰められ、最終第4クウォーターで射程圏まで追いつかれてしまいました。

 

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取りたくなかったタイムアウト

 

1分ちょっとの間に8点も決められたら、さすがにタイムアウトを取るのは当然のことです。

 

残り2分半でウチのチームのリードは12点ですが、強豪オニマツにとっては完全に射程圏内です。ここは流れを変えねばなりません。しかしながら・・・この時僕は、できることならタイムアウトは取らないで、このまま最後まで行ってくれと思っていたのです。 

理由としては、まず「オニマツが疲れていた」ことがあります。気温も湿度もマックスの体育館における消耗戦。しかしここにきて、ウチのチームよりもオニマツの方が明らかに疲れていたのです。

 

もちろんこれは試合展開の影響が大きいのですが (オニコーチへの気疲れも含む) 、もう一つの理由として「オニマツがユニフォームを着ていなかった」ことの影響がかなりあったように感じました。バスケのユニフォームは「ノースリーブ&メッシュ生地」でありまして、当然のことながら暑さ対策がなされております。この日は本当に蒸し暑い日であり、それゆえにユニフォームを着用していたウチのチームはだいぶ救われておりました。

それに対して今日のオニマツと言えば「Tシャツの上にビブス」という「動き辛い&暑苦しい」恰好をしていたのです。だから時間を追うごとにスタミナ消費の差が目に見えて来ていたのですね。そんな事がありましたのて、この局面でタイムアウトをウチが取って、結果的に相手のオニマツを休ませるって事にはしたくはなかったのです。

 

4番と5番が出場するきっかけに

 

そしてタイムアウトを取って欲しくなかったもう一つの理由。それはそうする事により

「4番と5番を出すきっかけをオニコーチに与えてしまう」

という恐れを感じていたのです。

 

僕はここまでの試合展開やオニコーチの雰囲気、そして僕自身が今までスポーツを観てきた経験からして、「これは残り1分くらいのところで4番5番を出場させるかもしれないな」という風に思っていたのですね。


実際にオニコーチと4番5番の間に何があったのかは分かりません。しかしながら、なんとなくその辺のラインが「落としどころ」という感じがしたのです。勝敗はともかく、それならばオニマツチームにとっても、何かが次に繋がるだろうし、客席も含めギリギリ皆が納得出来るところかなと・・・。

 

だからこそ残り2分半でタイムアウトってのは、ちょっと待ってくれという感じがしたのです。実際、これを機会に、ここで彼女らを出されたら厳しいわけです。1分と2分半では大違いですからね。

 

「今さら出せるか!」

 

そんな内心穏やかではない僕でしたが、ウチのチームのベンチの様子は、これがなかなか冷静に対応しているようでした。指示版を持ったコーチを選手が囲み、熱心に作戦会議をしております。さらにはその周りで、控え組の子供たちが水筒を運んだり、ウチワで扇いだりと、実に小まめに動いておりました。

 

一方のオニマツベンチを見ますと、あの4番と5番がオニコーチに何か訴えています。彼女たちがコーチに何かを言っている姿を見るのは、今日、初めてのことでした。しかしそれに対して激昂したのがオニコーチです。2人に覆い被さるように怒鳴り散らしています。2人はもう身動きすら出来ません。

 

この時、仲間をウチワで煽いでいた僕の娘は、オニマツベンチの一番近くに立っていて、このやり取りがよく聞こえていたそうです。

 

「私たちも出させてください」
「今さらお前らなんか出せるか!」

 

 

ハルカで勝つ!

 

そんなオニマツベンチに対して、一方、ウチのチームの方を見ると・・・エースのハルカが交代要員でスタンバイしていたのです。気合入りまくりです。

 

「あれ?ハルカってこのクォーター出てなかったんだ!」

 

ハルカはウチで一番上手な子だけに、僕は当然最終クォーターに出ているとばかり思っていたのですね。しかしながら実際はここまで体力を温存(冷存)していたのです。

 

そうです。

 

ここで切り札を切ってきたのは、オニマツではなくウチのチームだったのです。

 

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「ハルカで勝つんだ!」

 

ウチのチームは、コート、ベンチ、応援席ともに、その気持ちで完全に一つになりました。

 

 

つづく

 

 

 

 

 

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