ころまろ☆昭和45年男

毒舌ネットコメンテーターのサブカル話。たまに愛。

”Honesty” 体育館に2人を求めて「僕とミニバス」17(オニマツ編最終回)

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僕が子供のミニバスに極端にハマっていく話ですね。


ここまでのあらすじ

クジ運悪く「全国大会出場チーム”オニマツ”」と一回戦で当たってしまったウチのチーム。対策の成果と相手の不可解采配もあり、ハーフタイムまでに大量リードを得るも、後半戦で猛反撃を食らい射程圏まで追いつかれる。しかし最後にエースのハルカが試合を決めるシュートを見事に決めたのだった。

 

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ジャイアントキリング!奇跡の番狂わせ

 

奇跡は起こりました。

 

「がんばれ!レッドビッキーズ」とか「がんばれベアーズ」並に弱かったウチのミニバスケットチーム。それが「ノロイ島のノロイ」や「牙城の赤カブト」並に強かったオニマツに勝ったのです。信じ難い出来事でしたが、それは紛う事なき現実なのでありました。

 

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疲労困憊で応援席に挨拶に来た子どもたちを、ママさんたちは涙ながらに讃えております。男子チームも激しすぎるほどの拍手をしています。本当に良くぞ勝ってくました。

疲れが収まってくれば今度は喜びがこみ上げて来ます。子どもたちにカメラを向ければ「やったー!」とVサイン。その顔に充実感が溢れております。

 

そんな歓喜の輪の中で、人一倍喜びまくっている娘を見て「絵に描いたような足手まといが、そんなに喜ぶんじゃないよ」と、3Qの暗黒感を思い出していた僕でしたが・・・それでも自分の子どもが喜んでいる様というのは、やはり嬉しいものなのです。僕は改めてミニバスに関わって良かったなと思いました。

 

 

「負けTO」なし

 

バスケにはTOというゲームの進行係があります( テーブルオフィシャルの略でタイマー、スコア、モップなどを担当する子供たち)。

それは体の場合は「前の試合で負けたチーム」が行うのです。ですので弱小である僕らは、いままでそれを当たり前のようにやってきたのですが、当然のことながら今回は違います。次の試合のセッティングしているオニマツを尻目に、僕らは客席に帰りお弁当タイム。勝利の喜びとお弁当の味を、選手も保護者も、皆んなでワイワイと噛みしめています。

 

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「次の試合に向けてアップするよ」

 

キャプテンのナナが張り切っています。そうです。トーナメント戦です。勝てば当然次の試合があるのです。

客席最後列のランニングコースを子どもに付き添って走っておりますと、何やら熱い視線を感じました。ふと見れば、あのカメツルマの美少女エースが僕らにガンを飛ばしているのです。僕らが走り終えると、次の対戦相手である彼女たちは、僕らの1.5倍くらいのペースで体育館を激走し始めました。僕はそれを見て思いました。

 

「やっぱりこのまま良い気分で帰っちゃダメなんだよね・・・」

 

 

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 カメツルマに大惨敗

 

カメツルマとの二回戦。1Qでスタミナも集中力も切れてしまったウチのチームは、案の定、美少女エースにボコボコにされてしまいました。これは元からの実力差もさる事ながら、経験値の違いと言いますか・・ウチは1日にガチンコ試合を2試合もするなんて初めてで、そもそも今回は「打倒オニマツ!」が全てでしたので、その後のことなんて何も考えていなかったと言う・・・

 

そう言えばこの試合をオニマツの4番と5番も観ていたのです。しかしながらあまりのワンサイドゲームぶりに呆れたのか、途中で姿が見えなくなってしまいました。何だかとても申し訳なかったです。はい。

 

 

コーチの思いを理解できた

 

試合後、ウチのコーチに声をかけると、

「今日はオニマツに勝つ事が全てでしたので100点満点です。最高の結果ですよ」

と、これまでに見たこともない嬉しそうな顔をされておりました。

 

僕は 『そりゃ、あんだけ戦術が決まればコーチ冥利につきるよね』 と思いつつ、ここまで僕にとっての大きな疑問だった

『常日頃、大変な思いをしてまで、何故にコーチは他人の子を指導してくれるのだろう?完全にボランティアなのに』

という問いの答えをもらったような気がしました。はい。

 

そしてその反面、オニマツのオニコーチの常軌を逸したようなキレっぷりには、改めて疑問を持った僕なのでありました。マジで「いくらなんでも」という話ですね。そして少し動きました。まあその辺りについては、また日を改めるとして・・・

 

3年経って

 

あの激闘で頑張っていた世代は、中学3年生になり、バスケットボール部で頑張っております。ハルカやナナは部長&副部長としてチームを引っ張っておりますし、カメツルマの美少女エースも相変わらずの強さで大活躍しております(正直、目の上のタンコブ状態だった)。

 

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そしてあの日、Tシャツ&ビブス姿でウチのチームと戦ったオニマツの子どもたちも、それぞれがそれぞれの中学のユニフォームを着て、とても元気な姿を見せてくれております。ですので、試合会場でそんな子どもたちと再会できるというのも、僕にとってはバスケ観戦の楽しみの1つなっているのです。

 

 

『あれは6番、あの子は8番だったかな?』

 

 

 

しかしながら・・・どんなに探しても、あの「オニマツの4番と5番」の姿を、そこに見つける事が出来ないのです。そしてその事実は、その都度、僕を寂しくさせているのです。

 

 

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※「オニマツ編」 おわり
※「素人審判の受難編」は6月スタートです

 

 

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