ころまろ☆辛口エンタメ塾

毒舌ネットコメンテーターのサブカル話。たまに愛。

20年前の2000年の話「木彫とインターネット」

スポンサーリンク

さてさて、50歳記念に10年ごとを振り返っているお話の2回目ですね。今日は2000年。僕が30歳の頃の話です。

2000年の主な出来事

・2000年問題何も起こらず
・サザン「TSUNAMI」発売

・シドニー五輪でQちゃんが金
・格闘家の桜庭和志がブレイク
・モー娘。全盛期

・プレステ2発売
・腰パンブーム

 

インターネット関係

f:id:koromaro:20200731182919j:plain

WIN98とiMacにより、1999年頃からインターネットが爆発的に普及し、僕もすっかりハマっていた時期でした。やり始めたころのインターネットは、今では想像もできないほどに「危ない世界」「危険」「魔の巣窟」と言われていて、とにかく「メアドを晒すなんてとんでもない」というような場所でもありました。むしろ「メアドを晒すぞ!」と脅される世界だったという…。

f:id:koromaro:20200731183138j:plain

そんなわけで僕もこわごわインターネットを始めたのですが、やり始めると、なぜインターネットがそんな滅茶苦茶な世界になっているのか直ぐに解りました。

要は【最初にインターネットというツールを手に入れた方々は、他人に対するまともなコミュニケーションの仕方を知らなかった】のですね。だから必要以上に相手を恐れ、攻撃的になっていたと。例外はいるでしょうけど、これはほぼ断言できますよ。

 

f:id:koromaro:20200731183121j:plain

そんなわけで僕は掲示板に書き込む際には、必ずメアドを記入するようにしました。それを見て皆さん驚きましたが、特にこれといった問題はなかったです。そして大好きなプロレス系の掲示板いくと、僕と同年代の、そしてまともな人がたくさんいたのです。

そこで僕はドイツ在住のプロレスファンとアメリカ在住のプロレスファンとともに、ワールドワイドな状況で「チャボゲレロが大仁田厚を襲った時に、トロフィーは腕に刺さっていたのか?」という議論を真剣にしながら、『なんだかすごい時代になったなあ』と実感したものです。

f:id:koromaro:20200730183916j:plain

その後、インターネットで知り合った相手と直接にやり取りをするようになり、プロレスの試合などを一緒に観に行くようになりました。さらには大規模なオフ会に参加したり、僕の展示を見に来てもらったり、ネットを通じて知り合った友人関係というものがどんどん構築されていって、ここでも新時代を大いに実感したものでした。そしてこの頃の関係は今でも続いているというお話なのです。

あの頃のインターネットの感覚からすると、今のSNSの時代は夢のようですね。さらにはこうやって当時を振り返ると、細かい話ですが…この頃の画像ってサイズが小さくて酷いものなのです。まさに15㎅の世界…100万画素(1メガ)のデジカメが驚異的だったこの時代では、大きなサイズの写真は貴重なのかもしれないですね。

 

制作関係

f:id:koromaro:20200730183639j:plain

津久井の山に共同アトリエがある頃でしたね。当時はまだ新制作に出品していたりして、アカデミックなものにとどまるか?それとも新しいことをやるのか?その間くらいを狙うのか? 日々そんなことを考えていた気がします。

あとは結婚とかもそろそろ現実的になってきており、それなのにこんな根無し草のような暮らしで良いのかと、そろそろ真面目に考え始めていた時期・・・というわけでもなく、実際は、それを考えるのが嫌で様々な方面に逃避していた時期でしたね(苦笑)。

f:id:koromaro:20200730183701j:plain

造形作家の清水一直さんのお手伝いをしていたのもこの頃です。自身の作品と違い、クライアントの指示のある美術造形というものは、そうであるがゆえに求められるものが相当厳しい世界でした。

それゆえここでは技術とスピードが相当鍛えられました。マジで大学よりもはるかに勉強になりました・・・って、仕事なんだから、ちゃんと完璧な作業しろという話ですが(苦笑)。

あとは昔は理解できなかった「デザイン系のサティスファクション」というものが、こういう美術造形の仕事をしたことにより、ちゃんと身をもって解るようになりました。しばらくしてから自分が関わったCMがオンエアされているの視たりしますと、自分が手掛けたものが世に出回るというのは、やはり嬉しいものなんだなあと感じたものです。

f:id:koromaro:20200730183721j:plain

ギャラリー游で2度目の個展をさせてもらったのもこの時期でした。今こうやって作品を見ると、あまりにあまりな技術の低さに、思わず過去を抹殺したくなります(苦笑)。でも正直、この時はこれで精一杯でしたね。

f:id:koromaro:20200730183801j:plain

リアル系に移行する前は「木彫を面で魅せる」ということを考えていたのですが、今にして思えば彫れるなら彫るべきだったという感じです。これは何というか…制作観の問題でして、ここでうまく言いにくいのですけどね。

f:id:koromaro:20200730183826j:plain

思い出の『ギャラリー游』は閉廊してしまいました。仕方のないことですが、やはり寂しいことですね。

 

つづく

TOP

 

スポンサーリンク