平成の名曲ランキング。今日は僕の同世代の名曲です。
11位 『HERO』Mr.Children 平成14年
大阪万博生まれ世代
コロマロは1970年、大阪万博開催生まれなのですが、そんな自分の同世代のHEROというと「将棋の羽生氏」や「競馬の武豊氏」や「ボクシングの辰吉氏」や「フィギュアの伊藤みどり氏」などが挙げられます(橋下徹氏やウド鈴木氏は不可)。同じ時期に生まれ、同じ時を過ごしてきた同世代のトップランナーたち。それはコロマロにとっても誇りであり、いつまでも輝き続けてほしいと名がっています。
では音楽の分野で、それが誰なのかというと・・・それはおそらく「昭和45年男」であるミスチルの桜井氏ということになるのでしょうね。
しかしながらコロマロは彼や彼の音楽が積極的には好きではないのです。それどころか、なまじ同世代だけに、妙に元ネタとか黒歴史が解ってしまうというか・・・例えば彼がインタビューなどで
「影響を受けたアーティストはエルビス・コステロです」
なんて言ったりしますと、
『本当はジュンスカと尾崎とさだまさしだろ・・・』
なんて思ってしまうわけですよ。ですのでコロマロにとってミスチルの歌というのは「先入観と偏見」というフィルター越しにしか聴こえてこないものであり、積極的に褒めたり好きになったりはしなかったのです。
桜井氏が病に臥す
そんな思いを抱えていた2002年。
「ミスチルの桜井が小脳梗塞のため活動停止」
というニュースが伝えられたのです。同世代のコロマロ(しかも結婚直後)はかなり大きな衝撃を受けました。
小田さんの洗礼
『HERO』は、桜井氏がその小脳梗塞の療養から復帰した際にリリースされたものです。コロマロはそれを聴いて、ミスチルの楽曲で初めて心を打たれたものでした。
・・・で、終わりなら良かったのですが。
『HERO』発売からたった2週間後。小田和正氏の音楽番組『クリスマスの約束2002』において、小田氏は『HERO』のカヴァーを恐るべきクオリティで披露したのです。それも桜井氏本人の歌唱前ですからねえ。一体全体、どんな営業妨害だという話ですね。
そんなわけで
『やっぱり桜井よりも小田さん最高!』
となってしまったわけです。はい。
そして桜井氏本人も、その事件はかなり面白くなかったようで、翌年の『クリスマスの約束』において、同番組史上初のゲストとして小田氏と共演した際に、彼は柄にもなくツッパっておりました。
はい。正直、視ていてかなり辛かったです。まあ同世代として、かなり気持ちはわかるのですが。
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