スマホに入れてほしい名曲集。今日は森山直太朗さんの「虹」を御紹介します。
「虹」森山直太朗
昨秋に、中学校の音楽祭で娘たちのクラスが歌っていた曲です。
「虹」歌詞
僕が「なかなか詩がいい曲だなあ」というと、娘は「それはおじさんだから。今の私たちには訳が分からない曲」と返されてしまいました。そんなものなのかなあと。いやそうではないだろうってね・・・
こうやって改めて聴くと、今が今であるだけに、余計に胸にしみますね。
虹の歌詞の意味は?
御徒町凧と森山直太朗の競作であるこの歌は
「御徒町が自殺をテーマにした戯曲「虹」を作った頃、2人の共通の友人が本当に自殺してしまった」
という出来事が根底にある曲です。そして戯曲の中で表わされた
「人が亡くなると虹がかかる。この世界はそうやってバランスをとっている」
という御徒町の感性が「別れをテーマにした楽曲」に昇華されていったものです。
「出会いと別れ」も、「喜びと悲しみ」も表裏一体ではあるのだけれど、そのわずかな隙間には、自分にとって最も大切なものがあり続けている。
どんなに大きな悲しみでも、いつしか時が癒してくれる。
そこにかけがえのないものだけを残して。
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御徒町にとって、その友人の死というものは受け入れがたいものだったのだろうと感じます。消化しきれない思いに対して、救済の願望を「虹」に例えて描かれた詩。その悲しみの深さを感じるからこそ、この曲が余計に人の心を打つのかもしれないですね。
なぜ合唱顔はキモいのか?
しかしこの映像。
僕は前々から疑問だったのですが、なんで合唱ってこんな薄気味悪い顔で歌うのでしょう?
「こういう表情の方が良い声が出る」
とか言われがちですが、そんなこと言ったって、かのパヴァロッティだってホイットニーだって、こんな顔で歌ってないじゃないかよって思うんですよ。うん。
そんなわけで色々とググって病的なまでに調べましたが、結局とどのつまり
「そんな顔で歌う必要はない」
とのことでした。
指導者の方々は是非とも再考を。
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