『残酷な天使のテーゼ』【平成の名曲】第12位「ゲームはアニメを超えたか?」エヴァ現象というもの

 映画の完結編を来年に控えたあのアニメの主題歌ですね。

12位 『残酷な天使のテーゼ』高橋洋子 平成7年

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©2019コロマロ

二時間くらいで書いた曲

平成7年(西暦1995年)は阪神大震災とオウム真理教事件が起きた年です。そんな暗い年に生まれたアニメの問題作が「新世紀エヴァンゲリオン」でした。


「残酷な天使のテーゼ」MUSIC VIDEO(HDver.)/Zankoku na Tenshi no Te-ze“The Cruel Angel's Thesis”


難解な歌詞が様々な議論を呼びましたが、作詞家の及川眠子氏曰く

「うちのマネージャーが通りすがりに仕事もらってきて、30分ほど適当に打ち合わせして、2話分の話を観て2時間くらいで書いたもの」

とのこと。案外そんなもんなんでしょうね。その上でやっぱりプロは凄いなと感じますね。

この曲はいまだにカラオケ人気も高く、ランキング上位に留まり続けています。そんなわけで及川氏も、さぞ豪勢な印税生活を続けているものと思っておりましたが・・・まあ、それはさておき・・・

 

realsound.jp

 

エヴァブーム

 

エヴァが大ブームだった当時、同じ学校で学んでいたゴトウくん(仮名)が、

「コロマロさん、エヴァって視てます?」

と聞いてきたので、

「俺は20代半ばだからねえ…今さらロボットアニメなんて視ないよ」

と答えると、

「ち、ち、ち! エヴァはロボットじゃないんですよ~ 案外分かってないなあ~」

なんて言われてしまったので、

『ふん!なんだよ!そんなもの金輪際視てやるもんか!』

と内心思っていたのです。

 

エヴァンゲリオンVSファイナルファンタジー

 

それから2年。時は平成9年。

世の中は次世代ゲームブームに沸いておりまして、そのなかでも、初代プレイステーションから発売された「ファイナルファンタジー7」は爆発的な人気を呼んでおりました。

コロマロもそれをプレイして、そのあまりの面白さに超ハマりしたのですが(キャラ全員分のマスターマテリア全種類を用意する程度)、そこで気になる雑誌記事を見つけたのです。

 

それは「ゲームはアニメを超えたか?」という特集でした。そしてその中で、あるアニメーターのコメントとして

 

 

『ゲームというジャンルの勢いは認めざるを得ないし、実際にアニメーションを超えつつあるのだろうけど、こと「新世紀エヴァンゲリオンVSファイナルファンタジー7」という横綱同士の戦いだったら、それはまだまだアニメの方に分があると思います』

 

 

というものが載っていたのです。そしてそれを読んで、

 

『たとえ死んでも自動で5回蘇り、勝手にラスボスをクリアしてくれる』

 

程度にファイナルファンタジー7をやりこんでいたコロマロは

「え! もしかしてエヴァってそんなに凄いの?」

と思いまして、ものは試しにエヴァのテレビシリーズのレンタルビデオを視てしまったのですね。そして案の定ハマっていくわけです。

 

エヴァブームその後

 

そんなわけで、すっかりエヴァヲタになったコロマロは、あのゴトウくん(仮名)とマニアックなエヴァ話をするべく声をかけてみたのです。すると彼は

 

『エヴァ?そういえば流行りましたね~ え?死海文書?それってなんでしたっけ?もうすっかり忘れちゃったなあ』

 

なんていう反応をするわけです。

まあなんというか、ゴトウくん(仮名)に限らず、世の中ってそんなものですよね。

www.evangelion.co.jp

 

11位はこの曲です!


13位はこの曲です!


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