夏歌の御紹介。今日は
「AXIA~かなしいことり~」斉藤由貴
少し前に『3度目の不倫発覚!』などと盛り上がったようですが、結果的に今回が【センテンススプリング】されただけであって、実際にはこの人は『32年連続32度目の不倫をしている』くらいのタマの人だと僕は思っています。
↑なんだか夫の不倫で対峙する二人という感じですね(当然、斉藤由貴がする方)。
この『かなしいことり』は、そんな斉藤由貴さんそのものって感じの曲ですね。1985年のデビューアルバム『AXIA』のラストナンバーで、作詞家の銀色夏生が珍しく作曲もしている作品であります。銀色さんはCMで彼女を初めて見た日に、この曲を一気に書き上げたそうです。
この曲は、とにもかくにも
♪ごめんね 今までだまってて 本当は彼がいたことを 言いかけて言えなかったの 二度と逢えなくなりそうで♪
という衝撃的なサビが印象的な曲です。最初に聞いた際にはぶっ飛びましたね。うん、確かにひどい娘ですなと。でもその一方で、
♪ 優しい言葉とため息で そっと私を責めないで…優しい言葉とため息で そっと私を捨てないで…♪
という男も、実はたいがいですよね。理由はどうであれ「醒めてしまった」という後ろめたさがあるんですよ。そこに。そっと。きっと。
ちなみに1986年にリリースされた12インチシングル『土曜日のタマネギ』には、この曲のバージョン違いが収録されています。これはラストフレーズがリフレインしつつフェードアウトするもので、オリジナルと比べて、曲の余韻がかなり変わって感じられますよ。(動画無し)
夏歌集
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