毎年夏になるとどこかで耳にする曲です。
「夏祭り」JITTERIN' JINN
ジッタリン・ジン / 夏祭り ( Jitterin’ Jinn / Natsumatsuri )【MV】
ジッタリン・ジンが1990年にリリースしたシングル曲で、のちにWhiteberryがカヴァーして再ヒットさせたことでも有名ですね。 さらにはヤクルト球団のチャンステーマにも用いられておりますし、アーケードゲームの『太鼓の達人』の看板曲でもあります。
となると『作詞作曲した破矢ジンタはどんだけ印税貰ってるのだ?』なんて、下世話な勘繰りもしてしまうってものですが…もしそれが著作権放棄の買取契約だったとしたら…いやはや恐ろしいものです。
さてさて…
僕は平成元年の春に上京しましたので、自分の中では「福島時代=昭和」「上京後=平成」とくっきり分かれています。だから夏祭りに代表される「古き良き昭和の日本」「金鳥の夏、日本の夏」みたいなものは、ほとんど全て福島時代に置き去りにしてきたわけですね。
しかしながらその後、新宿を皮切りに流れに流れ・・・落ちぶれに落ちぶれて・・・とまでは言いませんが、今現在は神奈川県相模原市に住んでいるのです。そしてここは夏祭りがかなり盛んな町だという話なんですな。
そんなわけで、地元の夏祭りの人波にもまれつつ、浴衣姿が可愛らしいティーンズたちのパピーラブっぷりを見ていますと・・・なんというか、遠い日の果たされなかった約束や、叶わなかったいくつかの思いなんてものが蘇ってきてね。これがなんとも切なく、それでいてそんなに悪くないような気分になります。
♪君がいた夏は 遠い夢の中
空に消えてった 打ち上げ花火♪
というわけで、この曲を「実はなかなか良く出来た曲だな」と思うようになったのは、つい最近のことです。はい。
夏歌集
コメント
コメントを投稿