お次は21世紀のキャンディーズの夏歌ですね。
「レーザービーム」Perfume
2011年発売されたPerfumeのシングルで、制作前からタイアップが決定していた『キリンチューハイ氷結』をイメージした曲作りがなされております。
2011年と言えば3.11東日本大震災です。その年の4月に予定されていた「レーザービーム」の発売は延期され、曲のPV制作も大きな影響を受けました(完成したのはシングルの発売の半年後だった)。Perfumeサイドは楽曲の収益の一部を震災義援金に充てるなどもしており、時期的に震災と寄り添うイメージも持つ楽曲でもあります。
その後、アルバム「JPN」発売時にリアレンジが施されており、ライブ終盤の盛り上がりに欠かせないものになっております。
そしてこの曲。実は明確な夏歌がないPerfumeの中で「盆踊りの様な曲」と中田ヤスタカが語っている曲なのです。そう言われてみると、なんとなくジッタリンジンの「夏祭り」に雰囲気が似ているような気もしますし、歌詞も高校野球をイメージさせるフレーズが散りばめられていたりして、これは夏歌に分類させていいものだと感じますね。
そういえばこの曲が発表されたときに、とある音楽評論家が「曲に”ゆらぎ”を使ったりするのは中田ヤスタカも煮詰まっている証拠」と言っていたことが印象に残っております。しかしながら・・・うーん、それはどうなのでしょうと。
たぶんそうじゃなくて、中田氏はきっと全てに、どんどん飽きてしまうタイプなんだろうなと・・・そんな風に思ったりもしています。
夏歌集
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