「レーザービーム」【夏歌17】天才は飽きやすい

お次は21世紀のキャンディーズの夏歌ですね。

「レーザービーム」Perfume

 

2011年発売されたPerfumeのシングルで、制作前からタイアップが決定していた『キリンチューハイ氷結』をイメージした曲作りがなされております。

 

2011年と言えば3.11東日本大震災です。その年の4月に予定されていた「レーザービーム」の発売は延期され、曲のPV制作も大きな影響を受けました(完成したのはシングルの発売の半年後だった)。Perfumeサイドは楽曲の収益の一部を震災義援金に充てるなどもしており、時期的に震災と寄り添うイメージも持つ楽曲でもあります。

その後、アルバム「JPN」発売時にリアレンジが施されており、ライブ終盤の盛り上がりに欠かせないものになっております。

そしてこの曲。実は明確な夏歌がないPerfumeの中で「盆踊りの様な曲」と中田ヤスタカが語っている曲なのです。そう言われてみると、なんとなくジッタリンジンの「夏祭り」に雰囲気が似ているような気もしますし、歌詞も高校野球をイメージさせるフレーズが散りばめられていたりして、これは夏歌に分類させていいものだと感じますね。

 そういえばこの曲が発表されたときに、とある音楽評論家が「曲に”ゆらぎ”を使ったりするのは中田ヤスタカも煮詰まっている証拠」と言っていたことが印象に残っております。しかしながら・・・うーん、それはどうなのでしょうと。

 

たぶんそうじゃなくて、中田氏はきっと全てに、どんどん飽きてしまうタイプなんだろうなと・・・そんな風に思ったりもしています。


夏歌集

「RIDE ON TIME 」 山下達郎

「AXIA~かなしいことり~ 」 斉藤由貴 

「So much in love」 All 4 One

「星の散歩」 小野リサ

「南風-SOUTH WIND-」 太田裕美

「一本の音楽」 村田和人

「長く短い祭」 椎名林檎

「LOVE TOGETHER」 ノーナ・リーブス

「白い渚で」 オフコース

「いつか見上げた空に」 オリジナルラブ

「サーファーガール」 ビーチボーイズ

「サマーヌード」 真心ブラザーズ

「楽園ベイベー」 RIPSLIME

「太陽にPUMP!PUMP!」 EPO

「サマービューティー1990」 フリッパーズギター

「最後のKISS」 キロロ

「レーザービーム」 Perfume

「The Soundgraphy」 カシオペア

「SEA OF LOVE」 ハニードリッパーズ

「夏祭り」 ジッタリンジン

「ふたりの夏物語」 杉山清貴&オメガトライブ

「ずっと忘れない」 東京女子流

「みんなのうた」 サザンオールスターズ

「Rhapsody in Blue」DA PUMP

「探偵物語」 薬師丸ひろ子

「マリーゴールド」 あいみょん

「YES MY LOVE」 矢沢永吉

「ラヴィアンローズ」 吉川晃司

「夏模様」 柏原芳恵

「夏のクラクション」 稲垣潤一

「小麦色のマーメイド」 松田聖子

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